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私の頭の中

『感じの色』

作者: 木尾方

情熱


クール


清潔


恐怖


色をイメージするけど


はっきり色は分からない


曖昧がいい




幼い頃、『富士山を書きましょう』と言われ見たことも無い富士山を書いた。


みんなは、青い山に白い頂上


僕は、灰色のような山に桃色のような頂上


『へん!』『ちがう』『おかしい』と言われた


先生も『みんなと一緒の色にしましょう』と言う


「なんで?」不思議だった


『おかしいから』


「?」


今、思うと


「青い色の山があれば見てみたい」と言ってしまうかも


青い空と同じ青い山、白い雲と同じ白い頂上


きっと絵に書いたら、青く塗りつぶして、白い綿と白いおにぎりがあるだけの絵


空と山の境がない曖昧さ


そう言うのが好き



少し大きくなったら、また絵の事を言われた


『絵は上手なのに、色が違うよ』


「僕には、そう見えるの!」反抗した


今、思えば最初の反抗期だったのかもしれない


幼い頃から、色を注意されるのが不思議だった




両親が『この子、おかしい』と言い 病院に連れてかれた


色覚異常だと言われた。


色覚パネルで遊んだ思い出がある


赤と緑だったか、『近いと思う色に並べてみて』と言われ、並べてひっくり返す


裏の番号は、「1、13、2、11…」とバラバラ

不安がった両親の顔を今でも覚えてる


だけど僕は楽しかった。何度やっても、数字がバラバラ、表は近い色の順番に並んでいるのに


おかしくなった。楽しい


僕の世界と、みんなが見てる世界が違うのがおかしくて、おかしかった



僕は、曖昧な感じの色が好き


だって、情熱(赤)が好きと言っても、癒し(緑)を好きといっても、違うと言われるから








「あぁ、紅葉こうようが綺麗だな」


読んで頂き誠にありがとうございます。


今日のTwitterトレンド『感じの色』です。


曖昧な色の感じの人間になりたいと思うが、人から見て自分はどんな色なんだろうとも思ってしまう。


でも、見てる色が違うので、結局分からないのですがw


それでは、またお会いいたしましょう。


木尾方きおかたm(._.)m

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