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8. 奥多摩動死体事件

 翌日、直人は定食屋『ひばり』に訪れていた。


 にべ鯛は旨いし、茄子の焼き浸しもよく味が染みている。


 直人が食べ終わった頃、香澄がテーブルへとやって来た。


「あの、一応水無瀬さんにもお伝えしておこうと思いまして。私、しばらくこのお店を開けます」

「本当に行っちゃうんだね」


 後ろから手伝いに来ていた茜が少し寂しそう、というより不安そうに言った。


「私の力が人のために役立つかもしれないの。行ってみる価値はあるわ」

「どこに行くんだ?」

「実は私に、空軍の気象部から登用届けが来たんです。実際に職員の方も来て」

「空軍から? 強制なのか?」

「いえ、一応は任意であると言われましたが、正直賃金はかなり良くて」

「何の仕事をするんだ?」

「一つは、天候制御装置の研究だそうです」

「それって香澄の鬼の力を使うんだよね」

「天候を管理できれば農作物を安定供給できるようになるんだって。すごいでしょ」

「本当に大丈夫なのかな? 美咲の力って不安定なものでしょ?」

「茜は心配性ね。でも私は決めたの。私は自分の為に、鬼の力を制御したい」

「確かに、鬼の力を制御できるようになれば、もう発作もおきないかもしれないな」

「そうなんです! それにもう一つの目的が、私の中にいる鬼を、式神にできるかもしれないんですって!」

「鬼を御佐機にするのか!」

「はい!」

「確かにできるのかもしれないけど、まだ研究段階なんだよね、その……研究が完成してから香澄がやってもよくない?」

「確かに私も怖いと思ったけど、私と同じように妖怪を身体に封印してる人がいてね、その人も実験に参加するんだって」

「帝国軍は田村以外にも妖怪を封印してる人を見つけてたってことか」

「多分そういうことだと思う」


 うん……? でもそれってどうやったんだ? そもそも田村は自分の身体に封印している鬼がどういった存在なのか知らなかったはずだ。でも空軍はその鬼が天気を操る能力があると知っていたことになる。


 まぁ俺のいた早衛部隊もにわかには信じられないような研究をしていたし、市ヶ谷独自の技術や情報網が存在するのだろう。


「水無瀬さんも魔導士で、式神を持ってるんですよね」

「ああ」

「妖怪を式神として扱えるようになれば私も魔導士になれるらしいんです」

「でも香澄は魔導士にはなりたくないって……」

「えっと、でもお国のためにもなるって言うし……可能性があるならやってみたいの!」

「そ、そうだよね。成功したらもう苦しい思いしなくてもいいんだよね」

「きっとそうよ! 私、魔導士にもなってみたかったのよ。才能があるってだけ言われて、でも鬼を覚醒させることになりかねないから駄目だって言われて、少し悔しかった」


 茜が不安を感じていることは何となくわかったが、同時に香澄の気持ちも分かるのだろう。強く引き留めるつもりは無さそうだった。


「上手くいかなくても、ここに戻ってきて料理人になるわ」


 その上手くいかなかった場合というのは取り返しがつかないことになっているのではないか……?


 おそらくは茜も同様に考えているからこそ不安なのだろう。こうした心配をしてしまうのは俺達が魔導士である故か?


「まぁその、実は俺昔ちょっと軍属だったことがあるんだが、一回入っちゃうと軍機やら守秘義務やらで、やめる時に面倒くさいんだ。だから、もっと詳しい説明を聞いてヤバいなって思ったら、入る前に辞退した方がいいぞ」

「そうなんですか? じゃあ研究所で説明を聞いて不安に思ったら、水無瀬さんに相談してもいいですか?」


 香澄は少し顔を赤らめて言った。


「俺に? 別にいいけど」

「ありがとうございます」

「いつから研究所に?」

「実は、明日研究所で詳しい説明を受ける予定なので、明日の早朝には」

「結構急だな」

「話自体は一週間前には来ていたんですよ」

「場所どこなんだ?」

「八王子の方らしいです。詳しい場所は教えられなかったんですけど」


 研究所といってもれっきとした軍事施設だ。早衛部隊への入隊前は場所の特定に繋がる一切の情報は機密だと言われた。それに比べれば遥かにオープンと言える。

 その点は多少安心だ。


「都内なので、休日はこちらに戻ってこれるかもしれません」

「もし何かあったら、その時に言ってね」

「うん。その機密ってのに触れない範囲でね」

「じゃあ俺は帰るよ。魔導士になれるといいな」


 直人はそう言って勘定を払い、店の外に出た。

 今日の午後は奥多摩に行く予定なのだ。理由は勿論、動く死体について調べるためだ。




 同日午後、直人達三人は御佐機に憑依して動死体の目撃情報があった場所から一番近い村へと向かい、近くの開けた場所に着陸した。


 直人としては一人で来ても良かったのだが、昨日の時点で明日は奥多摩に行くから旧校舎にはいない旨みなもと茜に伝えると、二人とも一緒に行くと言い出したのだ。

 こいつらも案外暇らしい。


 そこから村まで歩いていくと、入口手前で村人に発見される。


「あんれー、あんたら市ヶ谷の魔導士さんか」


 最初に話しかけたのはトラックの運転席に乗っていた男性だ。もっともこちらから話しかけずとも向こうから話しかけてきそうな雰囲気だったが。


「それにしちゃ若いけんども」

「予科の生徒です」

「予科ぁ。へぇー」


 通じたんだか通じてないんだかよくわからないが、ともあれ本題に入る。


「このあたりで動く死体が出るって話を聞いて、来たんですよ」

「動死体か。出るらしいねぇ」

「見たことないんですか?」

「俺はないけど。見たって人はいるよ」

「その人はどこにいますか?」

「今は農作業かねぇ」

「鵜久森さんなら今は畑だろ」


 いつの間にか近付いてきていた鍬を持った男性二人の片方が話に入ってくる。


「あんたら市ヶ谷の魔導士さんか」

「遂に市ヶ谷が調べに来たんか。それにしちゃ若いけんども」

「予科の生徒です」

「予科ぁ。そりゃよかなぁ」


 村人三人は機嫌よさそうに笑った。


「あの、動く死体が出たってのはいつ頃なんですか?」

「最初に話が出たのは一ヶ月以上前かね。最初は冗談かと思ったけど、他にも見たって奴がいたからね。事件かと思って三週間くらい前にみんなで山狩りしたんだべさ」

「そんだらそん時に一人死んじまって、近くにいた奴が動く死体に襲われたっつって。次の日行ってみたら確かに死体が落ちてたんだ」

「そうそう。上田さんが死んじまってねぇ」


 いつの間にか薪を担いだ女性が会話に参加していた。


「そんで警察に行ったら、お巡りさんが来たんだべさ」

「それにしてもあんたら市ヶ谷の魔導士さんかい?」

「見りゃ分かるべさ。軍刀してたら魔導士さんだろ」

「はぁー大したもんだねぇ」

「いや予科の学生です」

「ねぇこの話さっきもしたよ」


 茜に言われ、直人も若干いらいらしてきた。なんというか会話のテンポが違う気がする。


「お巡りさんが来てどうなったんです?」


 おそらくはそれが死んだ警察だろうと察しはついたが、ともあれ話の先を促す。


「死体遺棄だか死体損壊だか言って調べるて言うから、もっかい山狩りしたんだべさ。そしたらお巡りさん死んじまってなぁ。今度は大勢が動く死体を見たんだ」

「んでおっかないから近寄るのよそうってことになって、それ以降は誰も見とらんね」

「そのお巡りさんが死んだおおよその場所を教えて下さい」

「なんだ兄ちゃんら調べに行くんか」

「魔導士さんでもお勧めはせんけども」

「おんや、やっぱり魔導士さんかい。市ヶ谷の。それにしちゃ若いけんども」


 また別の村人が会話に入ってきた。


 話が進まない!


 とにかく最初の犠牲者とお巡りさんが死んだおおよその方角と距離を聞き出し、その二か所は大して離れていないことを確かめると、みなも、茜を連れてそそくさとその場所を立ち去った。


 背後からは「今の市ヶ谷の魔導士さんか?」「それにしちゃ若いけんども」という声が聞こえていた。


 直人達は山道を歩いて進む。斜面は緩やかで、獣道と呼べるような踏み固められた道も存在する。そこまで大変な登山ではない。


 過去に動死体が出た場所の近くには大きな崖が存在するので、まずはそれを目指すことにする。


「二十世紀も半ばになって動く死体だなんて話を聞くとは思わなかったわ」

「でも実際に人が死んでるんだよね。なんだか怖いなぁ」

「しかも死んだ人間が生きた人間襲うのかよ」

「いや普通に考えて死体に扮した人間が人を殺してるんじゃない?」

「ああ、そういうことか。それはそれでやばいな」

「三人固まって動きましょう。危ないと思ったら憑依して」

「それだな」

「それも怖いけど、動く死体よりはいいかなぁ。お化けとか怖いし……」

「動死体とお化けって関係あるのか?」

「死者が化けて出るイメージなんじゃない?」

「そう考えると、まぁ似てるか。でもそうなると幽霊っていうより妖怪の類だよな」

「妖怪? 私はそっちの方がいいなぁ」


 二時間も歩いただろうか。目印にしていた切り立った崖が見えてきた。ひとまずそれに向かって歩くと、周囲は木々の生えていない平地だった。


「じゃあここを目印に周囲を散策するか。死体でも落ちてりゃいいが」

「その発言もちょっと変よね」


 直人が再び歩き出そうとした矢先、一つの人影が目に入った。ふらふらと歩いてきている。


「ぞんびー」

「え、なんか言ってる」

「か、顔色の悪い人だよね?」

「身体の真ん中に大穴開けて生きてるわけないでしょ!」

「ぞんっ」


 動死体はみなもによって首を跳ね飛ばされ、その場に倒れ動かなくなった。


「死体が動いて人を襲っているというのは本当のようだな」


 多少の静寂の後、茜が直人の服を引っ張る。


「帰ろう! ねぇ帰ろうよ!」

「……いや、二百円は惜しい。ていうか普通に斬っちゃったな。写真撮らないといけないのに」

「とりあえずこの死体撮っといたら?」

「まぁこれじゃただの死体だけどな」


 ひとまず直人は鞄からカメラを取り出し、今しがた倒した死体を撮影する。


「……この死体はあっちから歩いてきたのか」

「足跡が残ってるわね」

「ねぇ本当に行くの!? 呪われちゃうよ!」

「大丈夫よ。茜も魔導士なんだから怖がらないで」

「はぁ……でも怖いなぁ」


 崖の方に近づくと、洞窟があるのが目に入った。傍に『田中工業。昭和一九年着工』と書かれた看板が立っている。


「十九年? 去年じゃないか」

「まだ工事やってるんじゃないの?」

「それにしちゃ静かだ」

「入ってみるか」

「魔力を練っておきましょう」


 警戒しつつ、直人を先頭に三人は洞窟へと入った。


 奥から光が見える。人工の光だ。それに……足音がする。複数だな。


 直人は口には出さなかった。害意のある人間がいるならこちらの存在を気付かれたくない。


「ぞんびー」

「げぇ!」


 二メートルほど先に現れたぼろぼろの人影に直人は思わず火炎魔術を発動した。動死体へと向かう炎は不意に勢いが増し、二体の動死体を押し包んだ。


 なんだ今の……。


「私の、秋葉の魔術は気体を操るんだよ」


 直人の疑問に茜が答える。


「今のはどうやったんだ?」

「直人くんの魔術に酸素を供給したの」

「ふーん?」


 直人の、すなわち早衛の魔術は、御佐機内にある瑞配を出現させ着火することで発動している。


 そういえば炎とは酸化反応であると習った気がする。だから酸素を加えてやれば火勢が増すと言うことか……?


 そんなことを考えていると、火だるまになった動死体がこちらに接近してきた。


「死なねぇのかよ!」

「もう死んでるのよ!」


 みなもの声と同時に水銀が突進していき、動死体の胴体を両断する。しかし依然として死体は活動を止めようとしない。


 ならばと水銀は刀を返すかのように二体の動死体の首を両断、頭が地面へと落ちた。これでようやく動かなくなったようだ。


「頭を撥ねとばすしかないようね」

「首狩りか」


 そうは言うが、洞窟は道が細く、幅は一メートル程度しかない。居合もできなくはないが、壁に引っかかる危険性を考えると初めから抜刀しておいた方がいいだろう。


 二人もそう思ったらしく、直人に続いて刀を抜く。


「この先が黄泉の国なんて事はないよな」

「黄泉の国への入り口があったとされるのは島根県よ」

「この幅だと縦一列で進むしかない。どちらかは後方を警戒してくれ」

「じゃあ私が」


 最後尾にいた茜が殿に名乗り出て、一応の隊列が決まる。


 洞窟は碁盤状に掘られているようで、十字路が十メートル程度の間隔で存在する。

 その二つ目で、三方向から動死体に襲われた。


 直人は大きく二歩進むと、左足を踏み込み、刃を寝かせて突きを繰り出す。そして動死体の首を貫くや否や、重心を一気に左足へと落とし、動死体の首を切り裂く。


 倒れた動死体の首は皮一枚繋がっている状態であったが、それ以上は動かなかった。完全に両断しなくてもいいらしい。


 後退して左右の様子を見ると、みなもは魔術で、茜はどうやったのか首を両断して動死体を倒したところだった。


 この二人の戦闘能力なら心配はいらないか。


 その後も数体の動死体と遭遇したが、特に負傷することもなく三人は奥へと進んでいった。その間に死体を数枚の写真に収めておく。


「侵入者、止まりません!」

「まぁ戦闘用に作られてはいないですからね」


 時折電灯が点いているところから人の出入りがあることはわかっていたが、声が聞こえてきたことでこの先に人間がいることは確定的となった。


「どうしますか!? 敵は少数。一応武器もありますが」

「やめておきましょう。ここの役目は終わりました。爆破の準備を」

「は!」

「そこまでだ!」


 直人は通路から全身を晒し、刀を突きつけつつ見得を切った。時代小説で見たシーン。一度やってみたかったのだ。


 そこだけが部屋と呼べる近代的な空間だった。まさに研究室という表現がしっくりくる場所で、電灯により明るく照らされている。


「ここで何をしている!?」

「もう来てしまいましたか」


 応じたのは白衣の女だった。年齢は鳴滝教官と同じくらいだろうか。


「逃げだしてしまった分はちゃんと始末しておこうと思ったのですが、代わりにやって貰えたようで感謝します」


 部屋には複数の檻が設けられており、その中の一つに手術台のようなものが存在した。上に死体が置かれている。


「その死体は、お前がやったのか?」

「……死体はお金を払って回して貰っています。新鮮なので都内どこかの病院からだと思いますが」


 この女は動死体事件に関係していると見て間違いない。だが周囲の白衣の人間も含め、襲い掛かってくる様子はない。非戦闘員のようだ。と、なると捕まえるのも簡単そうだが。


「時限装置は作動しました。しかし、我々はどうやって逃げるんです?」

「もう一体残っているでしょう。『あしら』を出しなさい」

「成る程、強化個体ならあるいは!」


 その言葉とともに、奥の檻が開けられた。中から現れたのは手が六本足が四本ある異形の死体だった。頭の高さは一・五メートルほどだが、異様さも相まって結構な威圧感がある。


「その子で最後です。処分をお願いします」

「お、おい待て!」

「あと十分でこの部屋は爆破されます。戦闘データが取れないのが残念ですが、まぁ珍味の端っこみたいなデータですし、諦めましょう」


 そう言い残し、女性達は非常口と思しき扉を開け外へと走り去っていった。


「ぞんびー」

「なんだよこいつ!」


 動死体は意外な俊敏さで腕を払ってきた。否、腕の付き方が常人と異なるのでそう感じるのだ。


「ぞんっ」


 それを前進して躱した直人は太刀で斬り上げ動死体の首を薙ぐ。直人は勝利を確信した。


 発声器官を失った動死体だが、その動きは止まらない。反対側の片手を大きく振りかぶると、茜へと振り下ろす。


 茜は壁を利用した二段飛びで跳躍すると、動死体の背中へと着地する。


「茜、降りて!」


 みなもの声に茜が動死体の後方へ飛ぶと、みなもの金属魔法が動死体を襲った。


 躍動する水銀は動死体の胴体を貫き、一度扁平になると四方に展開して動死体の四つの足を全て切断した。さしもの化物じみた動死体も、崩れ落ちるようにうつ伏せとなる。


「頭飛ばせば死ぬんじゃなかったのか!?」

「脳が他の場所にあるのかも!」

「脳が関係あるのか!? というか目だってもう付いてないぞ!」


 頭部を失っても動き続ける死体とは不可解も極まるが、足を全て失ってなお動死体の脅威性は未だ失われていなかった。


 動死体は二本の腕によって胴体を引きずるように起き上がると、みなもに向かって突進してきた。


 直人はみなもを庇うように間に入ると、太刀の腹を動死体の肩に当て突進を受け止める。

 魔術を使ったばかりのみなもは即応できない可能性があったからだ。


 直人が突進の衝撃を受け切った直後、茜が動死体の左腕の一つを切断する。すかさず直人も右腕を斬り落とし、遂に動死体を戦闘不能に追い込んだ。


 動死体は計十本あった手足の八割を失い、残る二本の腕だけでは這いずるだけで精一杯。勝った。


「ふ。時間稼ぎにもならねえな」

「なってるよ!」

「直人、逃げるわよ!」

「逃げる? なんで」

「この部屋が爆発するのよ!」

「ねぇ逃げようよ!」

「忘れてた! 二人とも逃げろ!」


 みなもを先頭に三人は部屋から飛び出し、元来た道を走っていく。


 洞窟を抜け出し、改めて内部を見ると中から爆発音が聞こえてきた。土砂が崩れるような音も聞こえる。


「くっそー、証拠は残さないってわけか」

「動く死体はあの人達が作ってたのかなぁ」

「まぁ写真を見せればここも掘り返されるかもしれないし、とりあえずは学校に戻りましょう」


 みなもの言う通りここに留まっていても仕方がないので、直人達は御佐機に憑依して都心へと戻っていった。

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