表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

爆縮と体温の機知(6)

無意識の色

風情という物から

切り離した中に

不純物を取り除いた正体が見える

他人の評価を廃し

当人の素直さを外し

中へ中へと入れば

その個体の本質が見える

無意識の色が浮き上がるのだ


見えることに意味は無い

直ぐに服を着るし

物事は取り繕われる

それを覚えていることに意味は無い

人は変わるし

社会も変わる物だ

一瞬の必ず消える絵を見て

感じた感覚を

違う物へ

どう使うのか

考えるべきは

それである


人間の絵は

なかなかに面白く

面白い人間の作る物事は

更に面白い

善悪を持って見てはいけない

全てを持たずに見る

見入るのである

感覚だけを抽出し

違う形に並べ替える

紐を通して

繋げていくのだ


消える絵に未練は無く

善悪も無いから

結末ですらどうでも良い

正しくある者が

正しく無いものを見て

正しくあろうとする物語は

面白くないのと同じ

裏側にある違う物を探す

善悪ではない何かを探す

それを感じるからこそ

真に意味があるのだ


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ