闇の水晶
あれ?残酷な描写が出てくる気配が無い?不思議だ
すいません、話しが進まないだけですよね、もっと頑張ります
第三話 闇の水晶
ドラゴ、そう名前を与えられると、力が漲る感じがした、まるでピースがパチリとはまる感じだ
「これが吸血鬼か」
「人間の頃と随分違いがあると思うが大丈夫か?」
「知識として理解出来るよ、しかし残念だな」
「なにがじゃ?」
「食事だよ、吸血鬼は普通の食事は砂の味になるらしい、血は食事よりはお酒に近いかな」
「まぁ、アンデッドに食事は必要ないからの、他の能力はどいじゃ?。へ
「吸血、眷族支配、使い魔召喚、霧変化、超回復、夜活性、剛力、こんなところか?」
「良い感じじゃな、ではこの拠点を好きにつかって良いぞ、それでは我は少し眠りに着く、闇の水晶の中に居るからな、後ろの扉が奥の院の入り口じゃ、水晶は祭壇に祀っといてくれ、あとこれを与える」
アウーラ様は黒いローブと銀のネックレスを渡してきた
「これは?」
「変装セットじゃ、先程の姿と声はこの魔導具の効果じゃ」
成る程、今のアウーラ様の愛らしいお姿と透き通る声を、先程の漆黒の姿と魔女の声にこの魔導具変えていたのか
「ありがとうございます」
「うむ、初めて会う者と二人きりは怖かったからの、しかし、杞憂じゃったな」
それは性的な意味なのか?とても特殊な趣味がなければそうゆう状態にならないよね、てゆうか邪神なんだから怖がったらだめだろ
「その影の衣とボイス変ジャアーは魔力を流すと使える、後で試すが良い」
「魔力ですか?」
口では魔力について考えている風に装うが僕はボイス変ジャアーって何だよ、あれか、十八禁RPGとかに出てくる普通のアイテムなのに変わった名前付けてるよー的なあれか?いや、僕は高校生だったはず、十八禁ゲームの知識なんか無いよね、気のせいだよね
「魔力の使い方は大丈夫かの?」
「はい、大丈夫だと思います」
「では後は任せたぞ、魂がくるのを待っておるぞ」
そう言って、アウーラ様は消えた、そして僕の手の中には闇の水晶があった、それを見て僕は呟いてしまった
「アウーラ様、闇の水晶、七色に輝いているのはなぜでしょう」
僕は頭を振りつつも闇の?七色の?とにかく水晶を奥の院に御安置するために玉座の後ろの扉を開いた
「なんだ、と?」
扉を開いた先は四畳半の畳部屋に仏壇が置いてあった
「アウーラ様、ここは奥の院と言うか仏間です」
はぁ、とため息を付き、仏壇に水晶を御安置して僕は祈る
「アウーラ様、心置き無くお眠り下さい」
なんか亡くなった人を拝むみたいだ、間違ってないよね?兎に角僕は奥の院を出て玉座の正面の大きい扉にむかった、まずはこの建物を調べてみよう
スキル
吸血・・・血を吸った相手を任意で眷族にできる
眷族支配・・・眷族は血を吸った相手とその主人に絶対の忠誠を持つ
使い魔召喚・・・使い魔は最初に召喚されたら契約を結び以降主人の影に潜む
霧変化・・・身体を霧に変える、物理攻撃無効、魔法攻撃軽減、しかしこちらからの攻撃も出来なくなる
超回復・・・受けた傷を自動で回復、千切れた身体の一部も生えてきます
夜活性・・・夜の間は能力アップ
剛力・・・筋力アップ