9/21
８
いつも、読んでいただいてありがとうございます。
教えられた場所に行くと、
そこは森のすぐ目の前
「イキナリ戦闘だと怖いだろうから敵さんが来るまで練習しよう」
クローがそう提案してくれたので、私は練習する事にした。
まず、一度火をつけた事があるので
それを思い出し、もう少し火力を上げて放ってみた。
すると、森の木に火が点いてしまい慌ててパニクッていると
隣にいたクローが水を出して消してくれた。
（万能猫だな～）今は猫じゃないケド（笑）
「ありがとう」と言って、
今度は水を出したり、近くにあった岩を浮かしてみたりと、
他にもいろいろと試してみた。
ある程度、馴れて来たところで
その場で座り少し休憩することにした。
休んでいると森の中から
ガサガサと音が聞こえ
慌てて立ちあがって警戒していると
まるでト○ロの真っ○ク○スケに尻尾を生やし
大きくしたような生物が団体でやってきた。
クローは「尻尾は持ち帰るからね。」といって
団体さんに突っ込んでいった。
私も、周りを見渡しさっき浮かせて遊んだ岩をもう一度
浮かせ真っ○ク○スケの一匹に的を絞り
思いっきり上から落とすと
元々弱いのかあっという間に尻尾を残し消えてしまった。
その調子で、数は多かったがクローと2人で
なんとか全部かたずけると尻尾を回収
時々くろい尻尾に白い尻尾が混じってたが
気にせず残らず回収し、村長さんが立ち寄らなくてもいい
と言っていたので、お言葉に甘え村を通りギルドに帰った。
ちなみにクローは敵が弱いと見てスグ分ったので
拳で退治してました☆
