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いつも読んでいただいてありがとうございます。
ギルドで仕事を受けた私たちは、スミカ村に移動している間
クローが色々説明をしてくれた。
説明を聞きながら移動していると、村が見えてきた。
町よりは規模が小さくてのどかな村
で家一軒一軒が素朴な感じで可愛い。
ついてみると、
家畜などの鳴き声が聞こえたり
村の中心の広場などでは、子供たちが遊んでいたり
と、ほのぼのとした風景だった。
私たちは、子供たちの中で
ちょっと大きな男の子に声をかけ
村長さんの所に案内してもらえるように頼んだ。
村長さんの宅に着くと「ありがとう」とお礼を言って男の子と別れ
早速村長さん宅へ
ノックをすると「どうぞ~」とちょっと気の抜けるような返事が聞こえたので
ドアを開け中へ入ると、中には白髪のおじいちゃんが座っていた。
「初めまして、ギルドから来ましたツバキです。ヨロシクお願いします。」
「同じく、クローです。ヨロシクお願いします。」
一礼をし挨拶すると、
「ココの村長やってるヤーユイじゃ。ヨロシク☆
で、さっそくだがの?
村と森の間に出てくる魔物退治してほしいんじゃ。
この村は、森がすぐ近くにあるから
定期的に退治してもらわんと安心できないんでの。
退治後は、いちいちよ寄るのも大変だろうから直帰でかまわんから」
そう言って、村長さんは具体的にどの辺に魔物が出没するかなど
教えてくれ「じゃ、大怪我には気おつけての」
と言って、送り出してくれた。