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次の日
朝早めに起きて、支度を終えてクローと待ち合わせ場所に向かうと
すでに、商隊の馬車とリーシュさんが待ってた。
馬車の脇にはクローより少し背の高いがっちりした大きな剣を背負ったオニーサンがいました。
たぶんこの人がもう一人の護衛なんじゃないかな?
「おはようございます。」
思い切って声をかけてみると、「おう、はよ」
と挨拶してくれた。
「おにーさんが、リーシュさんの言っていた護衛さんですか?」
「?どんなふうに聞いたか知らないが、一応護衛として雇ってもらっている。」
「私たちも、護衛として短い間ですがご一緒しますのでよろしくお願いします。」
「あぁ、よろしく。そっちのにーちゃんもな」
「はい、よろしくお願いします。」
挨拶が終わるとリーシュさんがやってきて、商隊の人たちに私たちを紹介してくれ、
それが終わると、早速最初の村に向かった。