閑話 後悔ばかりの人生とその先にあるもの
男は今マルーン王国の辺境伯の三男として
魔法と向かい合っている。
「まだ超えられないのか」
「もう少しだ」
そう男は元の世界に戻る為に日々研究に打ち込む
突然の啓示
(フォフォフォ)
いつもの人懐っこい話し方
創造神マルーン
「まだ悩みは尽きないようだな」
「視点を変えて考えるのじゃ」
「もう散々やってるんだよ」
ジャックは不機嫌そうに答える
わしが何故お主を呼び寄せれたのか
その視点で考えたことはあるのか?
ジャックはそれは神じゃないから分からない
そう答えた。
「それではその神の視点をお前に
授けてやろう」
そう言って創造神はジャックの頭に手を置く「なんだすごい勢いで思考に記憶に入り込んでくる」
創造神はどうじゃ?
ジャックはまだ何とも言えないと答えた。
起動……
創造神のその言葉でジャックに変化が
(わかるぞ何故世界線を越えられなかったのか?)
(そうか宇宙の理の理解がまだ完全ではなかったのか?)
「ではまたな」
そう言って創造神は霞のように消えた
地下の研究室の結界のなかでさっそく試す
しかしその前に、今元の所に戻れば、まだ生きている自分と遭遇してしまう。
それはどんな事が起きるのかジャックには想像してない事柄だった。
(まずは安全のため元の世界の見知らぬ土地に行こう。
時間軸の調整も不可欠だよな)
思考を制御し世界線を越えるための挑戦がまた始まった。
今はまだ16才だ
向こうに行ったとしても、国籍をもらったとしても
制限が多すぎる。
まずは国籍をもらうための人脈作りだ。
家族に挨拶をするためにジャックは父親の執務室にやって来た。
「父上、今から世界線を越えてきます」
「まだ完全に制御出来るか分かりません」
父親は
「そうかいよいよ試すときが来たのだな
こちらにすぐ帰ってくるのなら安心だな」
ジャックはほかの家族は心配するから黙っててほしいと
父親に頼んだ。
「分かった、もしものこともあるしかしお前の挑戦
親として見守ってやろう、好きにするが良い」
ジャックこの時この人が父親でよかったと
本心からそう思った。
「では行ってきます。」
ジャックの挑戦がいま始まろうとしている




