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頭に降ってきた詩集

作者: pan

 

 鏡に映った過去の私

 やりたいことなんてひとつもなくて

 楽しいことなんかひとつもなくて

 ずっと独りでいた私

 その私と、ふと目が合った


 鏡に映った過去の私

 勇気を出して話しかけたこともあった

 勇気を出して目立とうとしたこともあった

 気づけばまわりに友達がいた私

 その私と、ふと目が合った


 鏡に映った過去の私

 まだ青い私が大人になっていく

 仲良かった子と別れていく

 そしてまた独りの私

 その私と、ふと目が合った


 鏡に映った現在の私

 反射した私は下を向いていない

 仕事にも慣れて友達もいる

 いつまでも不器用な私

 その私は、ふと笑った

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