表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ユニコーンのたまご  作者: しいな ここみ
最終章『アーミティアスは笑う』
67/67

【あとがき】

『ユニコーンのたまご』、お読み頂きありがとうございましたm(_ _)m


 作者は地球人ではないので、地球人好みではおそらくない、胸糞悪い結末になってしまったこと、お詫び申し上げますm(_ _)m


 アーミティアスさんにとってはこの上ないほどのハッピーエンドでしたけど(^o^;





 この作品の元ネタは私が大学時代にノートにシコシコ鉛筆で描いていた『ROY』というタイトルのマンガです。とはいってもこの小説でいえば『花のような死体』までと、中間の『ゼンゾーの推理』、そしてラストシーンだけ描いて、あとは自分の頭の中にだけありました。


 そちらではアーミティアスさんが登場しません。ユニくんもずっと『ロイ』という名前で、ユーコさんも名前が違い(忘れたけど…)、ちろくんは『チョチョ』という名前でした。ゴゴとネアは設定あったけど、キャラデザすらせずに頭の中だけで動いてました。


 ストーリーももっと単純明快でした。ロイもユニコーンという設定ではなく、元々は『アニメール』という種類の、人間の姿をした動物で、愛するゼンゾーが人間界に戻ってしまったため、寂しさのあまり、それを追って自力で人間界にやって来る。でも人間界では若い女性の生き血を吸わなければ物凄い早さで歳をとってしまう。それで連続吸血殺人事件を起こすロイ。においで犯人がロイだと知ってしまうゼンゾー。ロイを拾って部屋に住ませ、ロイを愛してしまって、殺人犯だと知ってもかくまうユーコさん(元々は名前違うけど…)。そしてラストでロイは彼女も殺し、その現場にやって来たゼンゾーに射殺されるという……。


 まぁ、ほとんど描いてなくて、ほぼ自分の頭の中だけにあったんですが……(^o^;


 その後、5ちゃんねる創作発表板に『僕らは愛とエゴがなければ生きて行けない』というタイトルで小説としても書きました。こちらは途中で挫折。じいちゃん(希郎)の過去話が長すぎて、自分でもゲッソリ……。ちなみに当小説ではそこをバッサリ端折りました。(部分でいうと『ユニコーンの島』あたり)


 ということで、ほぼ長年自分の頭の中だけにあって未完成だった物語をようやく完結させることが出来ました(感涙)。


 時間がかかりすぎたせいで最初に自分が何を思ってこれを書こうとしはじめたのかなどは、すっかり忘れてしまいましたが……。


 とりあえず人間界で人を殺した動物は飼いゼンゾーさんに射殺される、みたいな……なんだろう。


 何しろ頭で物を考えて書いていないので、『この物語のテーマは?』とか聞かれても作者は答えられません。


 あなたのお好きに読んでください。




 気が向いたらまた大幅に端折ったじいちゃん(愛田谷希郎)のユニコーンの島での物語を番外編として書くかもしれません。


 もし書きはじめたら気づいて貰えると嬉しいですm(_ _)m




 それではどうもありがとうございました!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] 女性の怖さ強さ優しさが丁寧に描かれていて良かったです あとゼンゾーが一途すぎて好きです [一言] やはりイケメンは正義(涙)
[一言] 完結おめでとうございます! ラストは……恐らく賛否両論かなと思いますが、一言で表すと、ティプトリーの短編を読んだ後のような読後感でした(分かりづらく申し訳ありませんm(__)m) 題名は失…
[一言] ユニコーンに会ったがために狂ったユーコ。 ゼンゾーは死んではない。そこのところどうなのかあれですが……。 人間に違うユニコーンとか入れると狂っちゃうんだなーと。 底辺を這いつくばっている者が…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ