異世界転生、仲間
ここは、都内の中心部
この場所に部屋から全く出ない
17歳の男が住んでいた。
彼の名は、霧山 蒼二
去年までは都内のトップクラスの偏差値を
誇る高校に通っていた学生だった。
だが、途中でネットゲーム中毒で部屋に
引きこもり高校を中退して今に至る。
「あー、まじこのゲームくそつまんねー」
蒼二は、キーボードを見ずにカタカタ叩き
オンラインゲームを動かしていた。
「はぁ、マジで最近クソゲーしかねーなー」
蒼二は椅子にもたれて体を休めていた。時
「なんか、あついな...ん?」
異変を感じ、ふとPCをみると
急に光が放たれ爆破した。
「わぁぁぁ」
蒼二は気を失い。少し時間がたち
気を戻し目を開けると雲の上にいた。
周りを見渡してみると、周りは雲海て
そして、何故か目の前には老人が立っていた。
「きがついたか?」
言葉を発し、老人は蒼二に近づいて来た
蒼二は、少しの間戸惑っていたが
気を保ち老人に向かって口を開いた。
「ここは、どこだ?」
「ここか?天界じゃよ」
「天界?うそだ。これは夢だ」
そう言い、頬をつねった。イタイ
「夢じゃないのか。。たしか俺は
PCが爆破して...」
「そうじゃ、君は死んだんじゃよ」
「え?」
「死んだんじゃよ?」
蒼二は、自分を見渡した。
「死んだのか...爺さんは何者なんだ?」
「わしか?神様じゃ」
「神様?どんな?」
「んー、なんじゃろなぁ
神様にもいろんな人がいるからのぉ
その中の1番上の神様じゃな」
「へー」
蒼二は、かるく雲海を見渡した再び口を開いた
「おれは、コレからどうなるの?」
「君には、2つ選択肢がある。再び元のいた
世界で新たな人生を歩むか
全くの別世界に転生するか」
蒼二は黙っている。
そして、再び口を開いた
「君は、あの世界が好きか?」
蒼二は、口を開いた。
「何方かと言えば好きじゃない。
正直、生まれてくる世界間違ってたと思う」
「そうか。それでじゃ、決まりだな。」
「...」
「そうじゃそうじゃ、
転生する前に、君に頼みたい事があるんだ」
「なんですか?」
「君が今から転生する場所なんだが...
すこし変な感じがするんじゃ」
「へんなかんじとは?」
「まぁ、変なオーラが感じられるんじゃ
この世界でなにかが起きてる。」
「え?」
蒼二は真顔だった。
「それでじゃ、君にこの世界の異変を調べて
ほしい。。」
「そうですか。わかりました。」
「引き受けてくれるのか?」
「神様の頼みなんだし、断りはしないですよ?」
「そうか。」
「ちなみに、どんな世界なんですか?」
「まぁ、君の好きなオンラインゲームに
似た世界じゃ」
「あぁ、なんとなく察しました。魔法とか
使えるんですか?」
「あぁ、使えるよ」
「そうなんですか、」
「そうじゃ、頼み事受けてくれる代わりに
異世界に行っても困らないように
君の体に、力をさずけよう」
そう言い、蒼二の頭に手を当て光を放った。
そして、ひかりがやみ、手を離した。
「これで、困らないはずじゃよ」
「ありがとうごさいます」
「うむ。それじゃ転生いや
体はそのままじゃし、転移じゃの。準備は
よいか?」
「はい。」
すると、蒼二の周りに魔法陣が描かれ
一瞬眩い光を放ち転移した。
転移され。蒼二は目を覚ました。
「ここが、異世界か?」
周りを見渡すと、綺麗な草原が広がっていた。
「なんか、ゲームの世界に入ったみたいだな」
といい、起き上がった。
かるく体を伸ばした蒼二だったが
「うがぁ、やっぱ引きこもりだったから
全く体動かしてないしダメだな...
ほんとに、生きてる状態からそのまま
来たみたいだな。」
蒼二は、軽くストレッチなどをして
体を動かし、数分
「さぁ、行くか...と思ったけど
どっちに行くべきなんかな。」
と、周りをキョロキョロしていると
北の方にうっすらと街のようなものが見えた。
「行ってみるか」
蒼二は、北の方に向かって歩いていった。
そして、歩いて数分
街についた。
蒼二は、近くにあった看板をみると
《始まりの街 パステル》
「うわ、なんか本気でゲームと同じだな。」
そして、街の中を歩いて行った。
「そゆえば、ゲームと同じならギルドとか
なんかありそうだな
お金すらないし、そこ行くか」
と思い、どんどん歩いていくと
ギルドらしき建物があった。
「ここだな。たしか、ゲームと同じパターンなら
冒険者登録みたいなのがあるはず」
蒼二は、ギルドの中に入っていった。
ギルドの中はワイワイと賑わっていた。
クエストを受け帰ってきたもの、行ったもの
情報交換をしているものなどがいた。
そして、蒼二は受付に行った。
「あのー、クエストとかはどう受けれるのですか」
受付嬢は口を開き
「初めての方ですか?」
「あ、はい。そうです」
「では、まず冒険者の登録からですね!」
受付嬢はニコッとした。
「では、このカードに手をかざしてください!」
そう言われ、手をかざすと
カードがひかり、文字が記載されていった。
そして、ひかりがやみ
受付嬢は、口を開いた
「えっと..キリヤマソウジさんですね?」
「はい!」
「これが、あなたのギルドカードです!
なくさないようにしてくださいね!」
「はい!」
ギルドカードは、なくしたりすると
余分に再発行代などがかかるらしい
「それと、冒険者になったので
これをどうぞ!」
蒼二は、短剣とポーチを受け取った。
「これからの、冒険者生活に役立てください!」
「ありがとうございます!」
そして、その場から離れ
近くにあった椅子に座りギルドカードを見た。
名前 キリヤマソウジ
職業 冒険者
スキル 無し
スターテス
攻撃 20
防御 20
速さ 20
賢さ 40
魔力 90
と、書いてあった。
「んー、神様が力くれたけど
力てなんだろ。スターテスは普通だし
たしか、職業て一定の数値になったり
称号を得ると変わるんだったけ」
職種 冒険者 ソードマスター アーチャー
ドラグーン にんじゃ プリースト
ビショップ ウィザード ネクロマンサー
ビーストテイマーその他多数ある
「とりあえず、なにかしらクエストうけてみるか」
蒼二は、立ち上がりクエストボードを見に行った
クエストボードには、難易度順に分けられ
貼られていた。蒼二は1番簡単な難易度にあった
クエストを見ていた。そして、目に入ったのが
ゲームでも1番最初に戦う
スライム討伐のクエストだった。
「よし。これにしよ」
スライム討伐の紙を剥がし、受付に持っていき
受注した。
スライム討伐の場所は、蒼二が最初に
転移してきた場所の近くの森だった。
蒼二は、街から出て森を目指し歩き20分
森の中に入ると、目の前には
緑色のスライムが5匹いた。
「よぉし、うまくいけるからなぁ」
そして、蒼二は近くにいた1匹にめがけて
走っていき。切りつけた
すると、攻撃をうけたスライム軽くはじけ
すぐに戻り飛びかかってきた。
だが、蒼二の目にはスライムがスローで
動いてるように見え、すぐに避け
トドメの一撃を食らわした。
「ふぅ、かてた。さっき、スライムが
攻撃してきたとき一瞬スローに見えたのて
神様効果なんかなぁ」
と、独り言を呟きながら討伐数全てを倒した。
全て倒した蒼二は、一息ついてると
森の少し奥から悲鳴が聞こえた。
蒼二は、気づきとりあえず声が聞こえた方に
走っていった。すると
かなり、大きめのスライムに襲われていた
女の子がいた。腰には初心者ようとして
渡されていた武器が見えた。
恐らく、彼女も新人冒険者なんだろう。
蒼二は、草むらから飛び出し
スライムが女の子に攻撃しかける直前で
腕をつかみ、引っ張り回避させた。
そして、蒼二は彼女を連れ森から出た。
「はぁはぁ、これで大丈夫」
蒼二は息が荒れていた。
「助けてくれてありがとうございます。」
彼女は、頭を下げてきた。
「いえいえ、あんなのに襲われていたら
助けないとね」
「優しいですね。ほんとにありがとうございます
あ、わたしは、アリサ ファルヒールです
アリサて呼んでください!」
彼女は、ニコッと微笑んだ。
「アリサさんですか。あ、自分は
キリヤマ ソウジです」
「キリヤマ ソウジ変わった名前ですね。
どう呼べばよろしいでしょうか?」
「ソウジでいいよ」
「ソウジさんですね。わかりました。
よろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそ
こんな所で話すのもあれだしギルド帰らない?
クエストの終了報告したいし」
「わかりました。いきましょ」
そして、ふたりは歩き街に向かった。
「そゆえば、アリサは森で何してたの?」
「薬草あつめです。クエストでそれで
帰ろうとした時にスライムに襲われて」
「あー、そうなんだ」
「そゆえば、ソウジさんも初心者冒険者
なんですね」
「そーだよー」
「同じですね」
アリサはニコニコしてた。
「よろしければ、少しの間
一緒にクエストとか行きませんか?
1人じゃさみしくて」
「いいね。俺もそう思ってたよ」
「やった!改めてよろしくお願いしますね!」
「おう!」
2人は、パーティを組み
クエストをやっていくことを約束した。