表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20XXの人間失格者  作者: 来栖総一郎
51/78

手帳4-13

バトルロワイヤル終了しゅうりょう

卒業式そつぎょうしき

高校こうこう生活せいかつわった。


入学にゅうがくしきときA組くみB組くみわせて80めいたクラスメイトたちだったが、卒業そつぎょうしきむかえたのは36めいだった。

退学たいがくしゃおおく、なんうか、「バトルロワイヤル」とぶに相応ふさわしいさん年間ねんかんだった。


わたし孤独こどくだった。

みなきを卒業そつぎょうアルバムにきあっているなかわたしだれにもこえけられず、校舎こうしゃそとでスクールバスをっていた。


卒業そつぎょうしたら自衛隊じえいたいだ。


こんなせっぽっちの身体からだつとまる仕事しごとなのか。


国防こくぼうとはなんなのか。

くにまもるとはなんなのか。

日本にほんというくにてきなんなのか。


そんなことかんがえていた。


ただ、そのときわたしは「日本にほんてき」ではなく、「自分じぶんてき」からまもるのが最優先さいゆうせんだった。


わたし最後さいごのスクールバスがるまで、職員室しょくいんしつからえる場所ばしょからうごかなかった。

わかれた彼女かのじょからもらったのマフラーをしていても、かぜつよく、とてもさむかったのをおぼえている。


きているだけでだれかのうらみをう。

そして実際じっさいわたしだれかからのうらみをっていた。

わたし存在そんざいしているだけで問題もんだいきる。


学校がっこう卒業そつぎょう最後さいごのこのわたしころされるかもしれないから、絶対ぜったい職員室しょくいんしつからえない場所ばしょ移動いどうしたくなかったのだ。


結局けっきょく下級生かきゅうせい卒業式そつぎょうしきわたしをボコる」などといううわさ実際じっさいにはこらなかった。


正確せいかくには下級生かきゅうせいされたが、複数ふくすうしにすべおおきなこえで、教員きょういんたちにこえるようにことわって、わたし自分じぶんまもった。


わたし教員きょういんたちがきらいだが、教員きょういん権威けんいかさというか、教員きょういんたちにえる場所ばしょわたしたいしてのリンチなどはじめたら、リンチを仕掛しかけようとするものは、後輩こうはいたちは自分じぶんの、将来しょうらい進路しんろがおかしなことになる。


農家のうか長男ちょうなんならばべつ進路しんろなに関係かんけいないだろうが、農家のうか次男じなん三男さんなんおおいいこの学校がっこうでは、就職しゅうしょく出来できなければ将来しょうらい路頭ろとうまようだろう。

わたし危害きがいくわえたいとかんがえている相手あいて将来しょうらいと、わたし今日きょう自分じぶんまもるというきの勝負しょうぶをしたのだ。


わたし勝負しょうぶった。

無事ぶじ自宅じたくまでいて、学生服がくせいふくを「おとうとたちがるからこせ。」というははにくれてやった。


わたし灰色はいいろ学生がくせい生活せいかつはこれで終了しゅうりょうしたのだった。

2017.7.28 金曜日 平成29年

高校生編終了。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ