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世界雪だるま工場のSOS

ある日、町にいる少年に「世界雪だるま工場」から手紙が届きました。


『雪だるまを愛してやまない諸君へ』という出だしで始まった手紙は、「世界雪だるま工場」からのSOS。世界の雪だるまに危機が訪れているという内容でした。




小さな町ですが、その町には世界中で作られる雪だるまの命の源を生成する工場がありました。町の人々はそれを誇りに思い、雪を愛し、雪だるまを愛していました。


冬になると町にはたくさんの雪が降ります。町の人々は雪とともに生きていました。


子供たちは皆、雪だるま作って遊びます。まず、雪玉を転がして大きな玉を作ります。そして、それよりも二まわりほど小さな雪玉を作り大きな玉の上に乗っけます。石などで目、鼻、口をつくり、胸にボタンをつけて、枝で両手をつくります。それからバケツの帽子を被せます。マフラーを巻けば、なお良し。そうすれば、世界雪だるま工場がそれを見つけて命を飛ばしてくれるのです。命を授かった雪だるまは動きだし、子供たちと遊ぶのです。ただ作ればいいというものではありません。適当に作ったりすれば、世界雪だるま工場は雪だるまとして認めてくれません。一生懸命作らなければいけないのです。そうすれば、不格好でも小さくても雪だるまには命が宿ります。町の子供たちは自分が作った雪だるまと友達になるために、一生懸命に雪だるまを作りました。




さて、手紙を受け取った少年の名はコイン。普通の家庭で育った、雪遊びが大好きな少年です。


お父さんのために新聞の朝刊と、その他の郵便物を郵便受けから取ってくるのがコインの朝の仕事でした。しんしんと雪が降り、あたりの音は雪に溶け、静かな朝でした。


コインはパジャマのまま長靴を履いて外の郵便受けに行くと、自分宛の封筒があるのを見つけました。裏を見ると「世界雪だるま工場より」と書かれていました。


「おかーさん!おかーさん!」コインは頭に少し雪を乗せたまま、朝食を作るお母さんのもとへ駆け出しました。


「どうしたの?コイン。今日の朝ごはんは目玉焼きとトーストよ」お母さんはコインの頭の雪をはらいました。


「お母さん!これを見てよ!世界雪だるま工場から手紙が届いたんだ!僕になんの用だろう」


コインもお母さんも世界雪だるま工場から手紙が届くなんて話は聞いたことがありませんでした。それでもコインはなんだかわくわくしていました。


「それより、朝ごはんを食べましょう。手紙は食べ終わってから。」


食卓には3人分の目玉焼きとトースト。お父さんとお母さんのコーヒーとコインのホットミルク。三人は暖まった部屋でゆっくりと朝ごはんの時間を過ごしました。


お父さんは朝ごはんを食べ終わるとコインが取ってきた新聞を読み始めました。


それからお母さんが食べ終わって、コインも食べ終わりました。


「じゃあ、手紙を読んでみるよ」コインは封筒を開け手紙を読み始めました。


その手紙には、こんなことが書かれていました。


『雪だるまを愛してやまない諸君へ


みんなも知ってのとおり雪だるまとお友達になれるのは、我々、世界雪だるま工場が雪だるまに命を授けているからだ。しかし、最近になって飛ばしたはずの命が雪だるまのところへ届いていないようなんだ。我々は原因を調査し、突き止めた。しかし、我々には手に負えない原因だったんだ。君たちの力が必要だ。我々に力を貸してほしい。この手紙は町の選ばれた少年少女に送っている。明日の午前9時に工場に集合してほしい。お父さんやお母さんと一緒でもいいが、工場の中へは君たちだけ入ってもらう。暖かい恰好で来てくれ。待っている。


世界雪だるま工場長より』


「雪だるまが大変だ」コインはつぶやきました。「行かなくちゃ!」今度は大きい声で言いました。


お父さんとお母さんも手紙を読みました。


「なんかのイベントかしら、聞いたことがないけど」


「さぁ、行ってみたらどうだ。コインは冬休みだろう」


「僕、行くよ!」コインは真剣な表情です。


「分かった。お母さんと行きましょう」


コインは早速支度を始めました。ニット帽にマフラー。雪を触っても滲みてこない手袋。ジャンパー。しかし、集合は明日です。コインは待ちきれませんでした。




次の日、工場の門の前にはコインを含めて3人の少年少女が集まりました。ジャックとスピーシアです。二人とも暖かそうな格好していています。ジャックはお父さん、スピーシアはお母さんと一緒でした。


「なんだ、ジャックとスピーシアじゃないか」二人はコインと同じ学校のお友達でした。


「おう、お前のとこにも手紙が届いたのか」ジャックは言いました。


「何人に手紙を出したんだろうね」スピーシアが言いました。


実はこの三人、町の雪合戦大会で大人たちを倒し、見事一位になったチームの三人でした。ガガー、ガー、ガー。門に取りつけてあったスピーカーが鳴りだしました。


三人と三人の親たちはスピーカーに注目しました。


『さぁ、入って。子供たちだけ入っておいで』


門がゆっくりと開きます。三人の子供たちはわくわくしてきました。


ただ、コインのお母さんだけが心配そうな顔をしています。


駆け出そうとしたコインの腕をお母さんは掴みました。ジャックとスピーシアは開いた門を抜け、工場の入口まで走っていきました。工場の敷地は塀で囲まれていました。とても広く、工場の敷地でサッカーの試合ができそうなくらいの広さでした。


「コイン、危ないことはしちゃダメよ」


「分かってるよ」


「工場の人の言うことを聞くのよ」


「分かってるよ!」コインは駆け出しました。


お母さんは駆けていくコインの後ろ姿を見ていました。




工場の中へ入ると、外より少し暖かいくらいで上着を脱ぐことはできませんでした。


「雪だるま工場だから寒いのかもね」スピーシアが言いました。


中は工場というより、お城のようでした。しかし、薄暗くて奥が見えません。


ガー、ガガー。近くの壁のスピーカーが鳴りました。


『ご案内します。どうぞ、案内のとおりに進んでください。』


スピーカーから聞こえる声にしたがって進むと、茶色い両開きのドアの部屋にたどり着きました。


「さぁ、入って」スピーカーから聞こえたのと同じ声がドアの向こうから聞こえました。


コインがドアを開けて、三人一緒に入って行きました。


そこには、工場長がいました。工場長は、ロシアの兵士が被るようなふわふわの黒い帽子を被り、パレードで着る派手な軍服のようなものを着て、口には髭がありました。


「来てくれてありがとう」工場長はにっこりと笑いました。


初めて会う大人に緊張していた三人はその笑顔見て安心しました。


「こちらこそありがとう!」コインが言いました。


「ところで、どうして俺たちを呼んだんだ?」ジャックが言いました。コインも気になっていたけれど、会って早々にジャックが質問したのに驚きました。


「早速説明しよう」


全員が立ったままで工場長が話し始めました。


「手紙にも書いたとおり、飛ばした命が雪だるまに届いていないんだ。それはつまり、君たちがいくら一生懸命に雪だるまを作ってもお友達になれないということだ」


三人は黙りました。コインはそんなのは嫌だなぁと思いました。きっとジャックとスピーシアも同じように思ったに違いありません。


「原因ははっきりしている。巨大な黒い何かが飛ばした命を途中で捕まえているんだ。目的は分からない。ただ、巨大な黒い何かの弱点は分かっている。雪玉だ。それも、一生懸命に想いを込めた雪玉だ。君たち子供は、我々大人よりも一生懸命になるのが上手い、そこで……」


ウィーン!ウィーン!赤い警告灯が点滅し警告音が工場中に響きました。


「とうとうここまで来たか…。すまない、もっとちゃんと説明をして練習もしてもらうつもりだったが、巨大な黒い何かが工場の近くに現れた。我々と一緒に戦ってくれ」


三人はよく意味が分からなかったけれど、雪だるまとお友達になれないのは嫌だったので一緒に戦うことにしました。


急いで外に出ると、工場の敷地の中で工場の人たちが雪玉を作って巨大な黒い何かに投げつけています。しかし、効いている様子はありません。巨大な黒い何かは大人2人分の身長と同じくらいでした。


「やはり…大人たちも真剣にやっているが、なかなか効かない。以前に私の息子が雪玉を投げたとき、巨大な黒い何かは苦しんで、逃げ帰ったんだ。息子はそのとき風邪をひいて寝込んでる。息子いわく、雪だるまを想う気持ちを込めて雪玉を投げたそうだ。しかし我々がやっても、どうにも効いている様子がない。町の雪合戦大会での君たちの活躍は見せてもらった。子供だけのチームであんなにも雪合戦が上手いチームはいない。頼んだぞ、君たち」


三人は顔を見合わせてうなずき合いました。


不思議なことに巨大な黒い何かに対して恐怖はありませんでした。


「フォーメーションA!」ジャックが叫んだのと同時に三人は走りだしました。


前から、ジャック、コイン、スピーシアと一列に並んでいます。三人は走りながら地面から雪をすくって雪玉をつくりました。


ジャックが雪玉を投げました。ジャックは三人の中で一番力があり、一番玉が早いのです。


巨大な黒い何かは右に避けました。ジャックは左に方向転換。コインが先頭になります。コインは巨大な黒い何かが避けた先に雪玉を投げました。コインは三人の中で玉の力強さとコントロールのバランスが一番です。しかし、手のようなもので払いのけられました。コインは右に方向転換。最後にスピーシアが投げます。スピーシアの玉は小さく力強さはありませんが、コントロールが一番で狙ったところに鋭く当たります。


パシュ!


スピーシアの雪玉が当たりました。


巨大な黒い何かは苦しんでいるように見えます。


「もう一度、フォーメーションA!」


自分たちが出しゃばって三人の邪魔をしないように、工場の人たちは遠くで見守っていました。


しかし、二度目のフォーメーションAは一度も玉が当たりません。


「次、フォーメーションB!」ジャックが叫びました。


三人は一か所に集まってたくさんの雪玉を作り始めました。そうしていると、巨大な黒い何かが吹雪のような冷たい風を巻き起こしました。しかし、三人は暖かい恰好をしているので平気です。


40個くらいの雪玉ができました。


「いくぞ!」ジャックが叫ぶと、コインとスピーシアは持てるだけの雪玉を持って、二手に走りだしました。ジャックの足元にはまだたくさんの雪玉があります。


三人で三角形を作って、巨大な黒い何かを囲みました。


ジャックが力強く、連続で雪玉を投げます。


しかし、巨大な黒い何かは避けたり手のようなもので防いだり、体には当たりません。


パシュン!雪玉が当たりました。スピーシアの雪玉です。ジャックの連続投げの合間に、相手の動きを読んで、コインとスピーシアが投げる。これがフォーメーションBでした。


「なんとかなるかもしれない」三人から離れたところで、工場の人たちと共に見守っていた工場長が呟きました。


ジャックの足元の雪玉が尽きたので三人はいったん集合しました。


「次、どうする?またフォーメーションBでいく?」コインが二人に聞きました。


ゴーーーーーーゥ。


唸り声のようなものが聞こえました。三人はあたりを見渡すと。今までにない強く冷たい風を黒い巨大な何かが起こしていました。しかし、その風は三人ではなく遠巻きから見守る工場の人たちに向けられていました。


「うわー」「たすけてー」


その強い風は大人が飛んでいってしまうほど強い風で、工場長も工場の人たちもどこかに飛んでいってしまいました。


「どうしよう、みんなを助けきゃ」スピーシアが言いました。


「それよりも目の前のアイツだ。アイツを何とかしなきゃ」ジャックが言いました。


「よし、もう一度フォーメーション――うわぁ」ジャックが作戦名を言い終わる前に、先ほど大人たちを飛ばした強い風とは違い鋭く刺すような風が三人を襲いました。一人一人を的確に狙うような鋭い風です。目を開けることができません。三人で固まって耐えていると、風が急激に強くなったのをコインは感じました。そして、風は静かに止みました。


「みんな、大丈夫?」コインは目をつぶったまま聞きました。しかし、二人は答えません。


「みんな、大丈夫!?」もう一度聞いて目を開けると二人はいませんでした。


さっきの鋭い強い風で二人は飛んでいってしまったようです。


コインは一人で戦わなければならなくなりました。


「どうしてこんなことをするんだ!」コインは巨大な黒い何かに向かって叫びました。「僕らは雪だるまとお友達になりたいだけなんだ!」


ゴーーーーーーゥと、風が巻き起こりました。その風の合間から何か声が聞こえます。


「さみしいんだよぉ、嫌なんだよぉ」ゴーーーーーーゥ。


「何が寂しいの?何が嫌なの?」コインは聞きました。


「みんなとお別れするのが寂しいんだよぉ、嫌なんだよぉ」巨大な黒い何かが言いました。


そこでコインは気づきました。巨大な黒い何かの形は何かに似ています。大きな二つの玉でできていて、上下に重なっています。上の玉は下の玉より二まわりほど小さく、その上にはバケツのような物が乗っています。よく見れば二つの玉のつなぎ目にはマフラーのような長い布が巻かれてしました。しかし、体は真っ黒です。


「君は、雪だるま?」


「うん」


どうりで恐怖を感じないわけでした。巨大な黒い何かの正体は、子供たちにはお馴染みの雪だるまだったのです。


「どうして体が真っ黒なの?」


「僕が雪だるまって分からないように黒いススを塗ったんだ。雪だるまだって知れば、みんなお友達になりたがるだろ?」


「そりゃあ、そうだよ!雪だるまとお友達になりたいから、雪だるまを作るんだ!」コインは大きな声で言いました。


「僕らは冬が終われば溶ける。そしたら、せっかくお友達になったのにお別れしなくちゃいけないじゃないか。そんなのは嫌だよ。僕みたいな寂しい思いをみんなにさせないために、工場が飛ばす命を捕まえていたんだ」


コインはそれを聞いて驚きました。冬の終わりにくる別れのことを考えたことがなかったからです。雪だるまを作っているときはお友達になれたらどんなことをして遊ぼうかということばかり考えていました。


「確かに、冬が終わればお別れがくるかもしれない。でも僕たちは、お友達とお友達になるときに、お別れのことなんて考えていない。ただお友達になって一緒に遊びたいだけなんだ」コインは言いました。


「その思いは伝わっていたよ。雪玉に込められていた。だから、結構こたえたよ」


巨大な黒い雪だるまはしょんぼりしていました。


「だから、君もお友達になろうよ!今まで捕まえた命はもう一度飛ばして、みんなにちゃんと謝れば許してくれるよ」


「そうかなぁ…」巨大な黒い雪だるまは迷っていました。


「おーい」どこかから声が聞こえます。声がする方を向くと、ジャックとスピーシアが走ってこっちに向かっていました。その後ろには何人かの工場の人もいます。


「みんな、無事だったんだ!」コインが言いました。


「怪我をしないように、風で飛ばした後、着地のときに風でクッションを作ったんだ」


巨大な黒い雪だるまはしょんぼりしたまま言いました。


二人と工場の人たちにコインは事情を説明しました。工場長も後から走ってきたので、また事情を説明しました。


「なるほど、そういうことなら」ジャックが言いました。


「私たちは雪だるまとお友達になれればそれで十分よね」スピーシアが言いました。


「うむ、今までの命をもう一度飛ばしてくれるなら」工場長は言いました。


「だってさ」コインは巨大な黒い雪だるまに言いました。


「ごめんなさい、捕まえた命は今すぐ飛ばすよ」巨大な黒い雪だるまは言いました。


大粒の雪が降ってきて、巨大な黒い雪だるまの体が光りだしました。降ってくる雪一粒ずつに光が反射していました。まぶしくて目が開けられません。光の玉が何個も巨大な黒い雪だるまの体から出ていきました。きっとあれは、世界のどこかで誰かが一生懸命に作った雪だるまの元へ飛んでいく命です。光の玉はその周りの雪の粒を照らしながら色々な方向に飛んでいきました。


巨大な黒い雪だるまはだんだん小さくなっていき、しまいにはコインの身長とそう変わらない大きさになりました。しかし、体は真っ黒のままです。


「今まで捕まえた命は全部飛ばしたよ」


「よし、じゃあお友達になろう」コインが言いました。ジャックとスピーシアも頷いています。


「まず手始めに、君の黒い体を白に戻そう。雪だるまは白いものだからね」コインがそう言って、黒い雪だるまの首のマフラーを取り、バケツを地面に置いて、石でできていた目と鼻と口を取って置いてあったバケツの上に乗せました。


「ちょっとごめんねー」と一度、体の玉と頭の玉を分けました。


そして、二つの玉を転がして表面に新しい雪をつけました。そして工場長の力を借りて、二つの内小さな玉をもう一つの玉に乗せました。そして、バケツを乗せ、目と鼻と口をつけて、マフラーを巻きました。雪だるまはコインの身長よりも少し大きくなりました。


「完成!これで、君と僕たちはお友達だ!」


しかし、雪だるまはあまり嬉しそうではありません。


「でも、冬が終わればお別れさ」雪だるまは言いました。


「そんなことないよ!」コインは言いました。「次の冬になったら、また君を作るよ!そしたら、またお友達になろう!」


「また来年も会えるの!?」雪だるまは初めて明るい表情を見せました。


「もちろん!また遊ぼう!」




三人と、お友達になった雪だるまと工場長は門の前で待っていた親たちのところに行きました。


工場長はさっき起きたことを説明して親たちに謝っていました。


親たちは子供たちを危険な目に巻き込んだ工場長に対して怒っていたので、三人は親たちをなだめました。


「新しい友達ができたし、前みたいに、世界の雪だるまは世界の子供たちとお友達になれるんだ。悪いことは一つも起きてないよ」コインは言いました。


三人の子供たちには怪我一つなかったので、親たちはとりあえず納得して家に帰りました。


「コイン、危ないことをしちゃダメって言ったでしょ」家に戻るとコインのお母さんは言いました。


「しょうがなかったんだ。世界の雪だるまを守るためさ」コインは言いました。「そんなことよりほら、新しいお友達ができた!」


コインの家の玄関先にはさっきの雪だるまがいました。


「遊んでくるね!」コインは家を飛びだしました。


暖かい部屋の中、コインのお母さんは庭にいるコインと、そのお友達の雪だるまが楽しそうに遊んでいるのを、窓から眺めています。


雪を愛し、雪だるまを愛している町の人々にとって、その様子は当たり前にある幸せな光景でした。


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