小休憩…もしかして?
長らくお待たせしました。やっとこさ書き上げたので更新!
王子のセレクトで私はバイキングを心から楽しんでいた。
王子は私の舌を飽きさせることなく、単調にならない様に考えて給仕してくれている。
そしてメロン姉さんの抱っこは・・・最高級品のソファーのようで居心地いい!!
やはり筋肉質な男性より女性の方がどこもかしこも柔らかくて気持ちいいんだね〜
ましてやメロン姉さんには巨大なおっぱいがあるし、鍛えているだけあって体力も申し分ないので、安心して身を預けられるのだ。
・・・幸せだ。
惜しむなら、料理の種類が豊富すぎて総てはチェックしきれてないことだ。
これが、商業目的のホテルバイキングとかだったら
また次回訪れて残りを味わい尽くす。とか出来るのに・・
なんせ今回の臨時バイキングは特例な限定版。
きっと、この時とばかりに国中の名だたる料理人がここに集結しているのかもしれない。
そして、きっと料理の腕を競い合っているのだ!
そうだ!こんなに料理人が集まれば
きっと、その中には宿命のライバルとか…
好敵手とかいうやつがいたりして料理対決とかしちゃってたり
ここぞとばかりに腕試し的なイベントがそこかしこで行われているんじゃないだろうか?
なんだか おもしろそうだよ。
これって、時間が合えば…見学とか出来ないかな?
後で陛下かアビ様に聞いてみよっかな〜
アビ様ならそこらへん詳しそうだし、うまく運べばコネで見学とか出来そう。
あーやっぱ、コネって大事だよね〜
そこそこ顔売っときゃ何かと融通聞くもんね。
うん。
権力者にはがんばって媚売っておこう。
目指せ。
今世も『食』道楽!!
ん?
今、食べてるのって・・・なんだ?
考え事をしていて、王子の説明を聞き逃していましたが・・
この食感には覚えがあります。
この のどごし は間違いなく
うどん・・
正確には、塩焼きうどんですね。
いい感じで海鮮のダシが効いてます。
「王・・・っと・・ケイトさん。これってどこの料理ですか?」
やばい・・今のセーフだよね?
焦った〜やばい。思わず呼んじゃうとこでしたよ。
私の言い間違いに王子は少し怪訝な顔をしましたが
王子といえば兼ねてより自分の都合のいいことしか受け付けないトップクラスのスルースキルの持ち主。
流石ですね〜
直ぐに笑顔に戻り応えてくれます。
「これは、隣国のレトビアで今流行っている【ウードン】よ。
リコちゃんが気に入ったなら、もっと取って来ようか?
いや〜嬉しいな〜お姉さんはりきっちゃうぞ〜 待っててね〜」
そう言うと王子は私の答えを待つではなく急いで補充に向かって行った。
王子決断力半端ないよ。 行動速いよ!びっくりだよ
でさ・・・皆さんも思った?
ウードンってそのまんまなんじゃない?
これってなんだ。もしかして・・私意外にも同じ様な境遇の人がいるのか?
・・・・・・・・・。
そんでもって、その人ってば
料理人。もしくは料理に詳しい人なんじゃない?
ってことは、他の地球レシピの料理も味わえる・・とか?
どうしよう。
ざわざわする。
可能性が開けてきたことに・・血がたぎってきちゃったよ。
是非とも会いたい。
この人に。
同郷の人に外国で会ったらテンション上がりますよね〜。
そんな感じかな?と考えながら書きながらも、やっぱリコちゃんは思考も『食』に直結しているんじゃないかと思い直しまして、試行錯誤しました。