私の朝…誰にも邪魔させない。
予約するのを忘れてました〜。
遅れましたが
煩悩全開のリコちゃんをお楽しみください。
6:00
目が覚める。
今日は寝覚めがいい。
何やらいい夢を見たようだが、内容を覚えていないのが残念だ。
しかし、嬉しい。楽しい気持ちが溢れ出てくる。
いい一日になりそうな予感がする。
機嫌がいい私はいつもより優しくなれる。
しもべとなったその日から一緒に寝ている親指姫に
小指を差し出しキスを受ける。
これは、朝の挨拶なので何の感慨も湧かない。
いうならば主としての義務だ。親指姫が喜ぶ
しかし、今日の私は機嫌が良いので何時もと違う。
私はお返しに脳天にキスを返す。
おっ。みるみるピンク色に染まっていくな〜おもしろい。
しかし、何だその恍惚の表情は〜。仕舞え!それは何とか条例に引っかかるぞ!
小さい女の子がそんな…はしたない表情。
お兄ちゃんの教育衛生上、金輪際やめさせなければ…
そっちの趣味に目醒めてしまっては困る。
解ったな!それをお兄ちゃんの前でやったらキスは無しだ!!
親指姫は頷きながらも、ますます嬉しそうにしている。
何でそこで喜ぶ??意味がわからん?
親指姫に用事を言い渡し、嬉々としている隙に部屋を出る。
6:20
この時間は、お兄ちゃんとお父さんが朝の鍛錬をしている。
お父さんは魔法使いだが、鍛錬はいざという時の為に必要なんだそうだ。
他を見たこと無いので比べようもないが、剣の扱いも慣れていて強そうだ。
そして何より美しい!!
それを窓から覗く。
正確には、いい感じの時間で鍛錬を終えて水浴びをしている姿をウオッチングだ!!
今日もいい筋肉だ。感慨深い。
その筋肉の為にも是非とも鍛錬を欠かさないで欲しい。
何気にお兄ちゃんもいい身体に育ってきている。
日本人体型とは異なるので腰の位置からして違うのだが…
11才だが見た目はすでに中学生程のお兄ちゃん。外人は成長早いよね〜
最近ますます成長速度が速くなってる気がする。
それに併せて筋肉もいい感じに付いてきた。
将来はますます期待出来る。よし!
6:45
ウオッチングを堪能した後は、後ろ髪引かれる気持ちを押し殺して部屋に戻る。
親指姫が鬱陶しいが無視だ。
私は忙しい。
もう少し鑑賞していたくていつもより戻る時間が遅れた。
急がなければ…
自分のベッドに入り、寝たふりをする。もしくは本当に寝てもいい。
5分後にお兄ちゃんが起こしにくる。
6:50
お兄ちゃんが部屋に入って来た。
いつもの様に名前を呼んで起こしてくれる。優しく頭を撫でる。
そこで私は目を開けて、下からのアングルショットを愉しむ。
ベッドに腰掛け片腕はベッドに、もう片方で頭を撫でる覆いかぶさるような態勢にドキドキ。
寝ぼけた感じで目をこすり抱きついて癒される。
「おはよう。お兄ちゃん。大好き〜」
「おはよう。僕も大好きだよ。ほら起きて」
もちろん、頬にキス。お兄ちゃんも頭を撫でながらおデコにキスだ。
この時間は大切だ。
是非とも私がお嫁に行く迄続けて欲しい。
しかし、その時にはお兄ちゃんにはすでにお嫁さんがいるはず。
難しいか…
では…その日まで精一杯愉しむしかないな〜
この世界では基本的には結婚は13才頃から出来るらしい。
成人と認められるのは15才。早いな〜
7:00
リビングにいるお父さんに朝のご挨拶をします。
一気に駆け寄って、足に縋りつく。
見上げてお父さんに、好き好きLOVEビーム視線と笑顔です。
「お父さん。おはよう〜大好き〜」
この後抱っこされるのはわかっているので直ぐに両腕を上げるのを忘れません。
「リコ。おはよう。お父さんも大好きだよ!」
抱っこされ、お互いの頬にキスを交わし、筋肉質なその胸で一時。
幸せを噛みしめます。
お父さんも幸せを噛みしめてますね〜。
相思相愛です。
洗面・歯磨きをする。
自分で出来るが、チェックはお母さんがする。もちろん、私に異存はない。
「お母さん。おはよう〜大好き〜。上手に出来たか見て〜」
お母さんはどんな時でも来てくれます。嬉しい。大好き。愛してる。
そしてお母さんは今日も美しい。そしてエロい。
「リコ。おはよう。お母さんも大好きよ!」頬にキス。キス。キス。
そして、抱っこされてチェックされる。
あ〜たまりません。。
癒しだ!!
お母さんがチェックし終えて、私を抱え直します。
「はい。良くできました」
「リコは何でも上手に出来て、お母さん嬉しいわ〜
みんなに自慢してまわりたいぐらいよ〜
ほんとに可愛いわ〜」
またもやキスです。キスの嵐です。吹き荒れてますよ〜本望です。
この時間は私だけのものだ!!
誰にも邪魔はさせない。。
読んでいただきありがとうございました。
リコちゃんの朝。。いかがでしたでしょうか?
リコちゃんが幸せそうでなによりです。