ドS女と狂人の逃走劇。その始まり
次なる連載に向けて予行練習
「俺、これが終わったら告るんです」
なんともあからさまな死亡フラグ。
こいつは死ぬと、誰もが思うだろう。
「はぁ、はぁ……なんとか生還できました」
なのに彼は生き残った。
体のあちらこちらに傷を負いながらも五体満足で生還したのだ。
彼は見事に死亡フラグを折った。
であれば後は告るのみ。
「好きです!付き合ってください!!」
「無理。キモい。死ね」
「グハッ!」
言い訳のしようもない拒否。
血反吐を吐きながら倒れふす彼の頭に靴が宛がわれる。
「これ以上、私に関わるな。生き残ったからなんだ。その程度で靡くほど私は安くない。これに懲りたら“2度と”私の前に現れるな」
容赦のない罵倒。
彼のHPは0だ!死体蹴りにも程がある!
だが、彼は普通ではなかった。
「ふふ………それはつまり、貴女の前に現れるずに落としてみよ。つまりはそう言うことなのですね」
「きゃ!?」
ガバリと、顔だけを上げる。
強く踏みつけられていたにも関わらず顔を上げられるとは、なんというバカ力。
可愛いらしい悲鳴を上げて尻餅を付く彼女は見た。
爛々と、狂った熱意に燃える狂人の笑みを。
「ひっ!!」
「勝負です。どちらかが負けを認めるまで俺は挑み続ける」
顔がずいっと近づく。
あまりの恐怖に彼女の顔面は蒼白だ!!
咄嗟に後退る彼女の前で狂人は嗤う。
「覚悟してくださいね♪」
彼女は今、己の運命が終わったことを悟った。
今さらなんですけど、この作品。私の書いた作品内で最長の連載期間になってました。
ほんと今さらなんですけど、ここまで続いていてブックマーク1つも付かない私の作品って何気に稀有な存在なのかと思うんですけど、どうですかね?
ユニーク数とか見ると、何人かぐらいは常連さんっぽいですけど、何を思ってこの作品読みに来ているんでしょうか。
何か祝うような内容の物を作るべきか悩み中。




