闇堕ち主人公
「なあ!このゲームやんね!?めちゃくちゃ面白いからよ!」
度でかい声量で話してくる親友。
いつも思うが声がデカすぎる。
「貴方はこの世界が現実に見えますか?」
意味深に語る中二病。
クールな見た目で意味深に語るな!つい信じまったじゃねぇか。
「駄弁るのはそこまでにしろよ~。授業始めっからな~」
気だるげな担任。
いつもお世話になってました(意味深)!
「お帰りなさい。今日は好きなカレー用意してあるからね」
母さん。
いつも美味しいご飯をありがとう。
「おっ?苦手だったトマト食えるようになったんだな。凄いぞ!」
父さん。
ゴツい手で頭を撫でられるのが好きだったよ。
沢山の思い出が過ぎ去って行く。
辛い思い出も楽しい思い出も何もかも大切な記憶だ。
本当に……本当に……大切な思い出だったんだ。
終わることなんてない。そう信じていたのに――
「アァ……アァア……アアアァ――――
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眩い閃光。
耳を劈く轟音。
身体を襲う痛み。
のたうつことも、抗うこともできず身体が溶けて行くのを感じる。
(――嫌だ)
死ぬことが、復讐できないことが、理不尽に抗えない自分が―――悔しい。
意識が薄れて行く中、最後に見た景色は真っ暗な暗闇だった。
この日、僕――幾羅 間佐火は死んだ。
気が向いたら書きます。(・ω・)ノシ




