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ヒロインの母⑭
久しぶりの投稿。
2日後。私とメイアの姿は玄関入口前にあった。
フロアにはこの日の為に無理をしてまでお見送りに来た夫と執事長、メイド長がお見送りに来てくださり最後の挨拶を交わした。
夫からは「無事に着くことを願ってる」「メイアと元気に過ごして欲しい」など、帰路の無事と身を案じていただけた。
メイアには「すくすくと育つんだぞ」と柔らかい笑みを浮かべながら頭を撫でていた。
うんうんと頷きながらもメイアは夫に会えなくなるのが悲しくて涙を流す。その涙に影響されるように夫も、私も執事長、メイド長も涙を流した。
別れの挨拶を済ました私達は最後に家族全員で抱き締め、馬車に乗り込んだ私達を夫は見えなくなるまで手を振るって見送ってくれた。




