0章『居なくなるものの近くに必ず現れる文字』
似たような小説があったらすみません!
私たちの地域では最近変な文字をみかけることが多くなった
それをみんなは『文字残し』と呼んだ
それがどんな意味で何語であるかは毎回違うらしい
ただ、必ずその文字を最初に見た人は行方不明の人と仲がいい人らしい
「何それ」
「最近怒ってる事件たちの話しよ!警察も犯人がわかってないらしくって、行方不明者が生きてるのかさえも曖昧らしいよ!」
「へー」
「しかもしかも!第1発見者は必ず精神が壊れて話せない状況らしいの!」
「へー」
「ねえ、聞いてないでしょ!!」
「ごめん全然興味なかった」
「ひどい!それが幼なじみにする態度か!」
「ごめんって、今度駅前のパンケーキ奢るから許してよ」
「まじ!ラッキー」
その時私はまさかこんな目にあうとは思わなかった
いつもの帰り道知らない店があったから立ち寄ってしまった
「こんな店あったっけ?」
カランコロン
「何屋?」
「ここはヴァールハイト」
「ヴァールハイト?」
「そうさここは、あらゆる真実が書かれた本がある」
「真実?」
「ああ、そうさ」
そう私に話しかけてきた60手前の女性の人だった
「まあ、ゆっくりしておいき。何かあったら呼んでね」
「わかり、ました」
そう言っておば様はカウンターに向かって歩いて言った
(真実が書かれた本?何それ)
私は半信半疑になりながらも色んな本を見て面白そうなのがないか探していた
「あ」
それは今日幼なじみの鏡華が話していた『文字残し』についての本があった
少し気になってしまった私はその本を開いてしまった
途端本から光が出てきて私の意識がなくなりかけた時あのおば様が「真実に気づいたら帰って来れるよ」とそう言って私の意識はそこで途切れた
ゆっくり書いていきますので温かく見守ってください!




