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プロローグ
物語の始まり
プロローグ
私のお父さんはね
無口で 無表情で 恥ずかしがりやで 不器用な人
でも私は知っているの
本当はとっても優しくて家族思いな人だって
私はそんなお父さんが大切で
大好き
これは私とお父さんが過ごしてきた日々のお話
みなさんには大切な人はいますか?
その人との時間を大切にしていますか?
ひとの時間は無限ではない
いくら望んでも望まれても時間は有限
ならば今を精一杯生きなくては
どんな不幸に苛まれたとしても
それこそが世界に生まれた人の定めである
今一度考えてほしい
生きることとは何かを
大切な人との時間を