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宿屋
「女神様の使徒様からお話があった方ですね。2部屋にしますか?」
まぁ、女の子と同じ部屋はな・・・。
「2部屋でお願いします。」
なので2部屋お願いした。
すると何故か助手はむくれてた。
「お代の方は?」
まぁ、経費で請求出来るが安いに越した事はない。
「女神様と縁があり、転生の際によくして貰ったので関係者の方からはお代を頂いかない事にしてます。」
雀の鳥人族の少女がコチラをチラチラ見ている。
「何か?」
「えっと・・・何処かであった事ありませんか?」
いや、初対面のはずですが・・・。
「・・・申し訳ございません。懐かしい感じがしたので・・・。」
仮説だが、並行世界の俺が、彼女の前世に関わったのかもしれない。
「さ、行きましょう、ヤヤさん。」
助手が背中を押して来た。
悪いが、先に行ってくれ。
もう少し女将さんと話がしたい。
「あ、女将さん、恐らくですが今夜女神様側から接触があって帰ると思いますので朝食は、なしでお願いします。」
「そうですか・・・。また縁が有れば何処かで。」
旅館を楽しみにしている助手には悪いが、恐らくあの馬鹿女神辺りは今晩確実にコンタクトを取ってくるだろう。




