表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
迷探偵と異世界からの依頼  作者: ドロップスター
【探偵】は転移しても【探偵】
40/67

食事券と機能追加


「先程、女神イトの依頼を受け、ヤヤさんが先ほどいた世界に彼女を転生させました。お店は彼女がその世界で開く事になります。」

先程転生させたのに何故、店や食事券がここに?


「女神の領域だから時の流れなんて有ってないモノで〜す☆特に、時間の女神クロノの領域はね。そもそもこの領域は「マクロ!!」」

ミス・マリーは大声を出してアホの子の言葉を遮った。


「ごめんなさい、ヤヤさん。急に大声を出してしまって、驚きましたよね?」

いいえ。

「そうですか・・・。時間の流れが違うからとだけ認識しておいてください。」


食事券の裏面をよく見ると『能力の女神は利用不可』と書かれている。

あ〜自分には使えないから俺に渡したのか。

「そんな事はないです☆」

行きたいのは山々だが、行く能力は当然ないし、帰るにはどうしたらいい?


「行きは私が送りま〜す。帰りは端末のアプリが1つ出来上がったので試運転を兼ねて下さい。」

アプリ?

ああ、これか。

ドアのアイコンが書かれたアプリが追加されていた。


バックドア

24時間に一度だけ自分のホームに繋がるドアを作り出す。



もし、誤作動や作動しなかったらどうすればいい?


「クロノが何とかして下さい☆」


「マクロ・・・?」

ミス・マリーは笑顔だが、心底怒りが込み上げているのが分かる程の表情であった。


「それじゃあ、私はこれで御暇させていただきますね。探偵さんもいってらっしゃい〜。」


アホの女神が消えると同時に俺は先程いた世界に飛ばされた。


気がつくと、先程いた世界のトラさんらの家の前にいた。

しかし先ほどと明確に違うのは街道側に見慣れた雑居ビルが建っていた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ