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脱獄(未遂)
黒装束の集団に捕まった探偵は牢に入いっている。
さて、これからどうするか。
持ち物は全て没収されているし、手には錠が嵌められている。
といっても没収されたのは端末のみで大したことはない。
あれは俺の元へ返ってくる仕様だしな。
手錠は特殊な物で牢番曰く、妖術や異能・・・所謂、魔法やスキルの類を無効にするものらしく収納を使うことができない。
しかしそんな事は問題ではなかった。
この手錠、魔法的な効果が付与されているのに鍵穴があり外す事ができる。
しかし牢番がいるのでそんな事をしたらすぐに見つかってしまう。
さてどうしたものか・・・。
「大変だ!ズンダを持った女の子が突撃してきた。強すぎて止められない。お前も来てくれ。」
どうやら外で何かあったようだ。
牢番は妙な事はするなと俺に言い外へと行ってしまった。
ズボンのポケットに入っているクリップを取り出し、直線にし針金のようにした。
鍵穴にクリップをいれ鍵を壊して手錠を外した。
牢屋の鍵もピッキングしようとクリップを入れると2人の少女がやってきた。
1人は巫女服の少女。歳は十にも満たない感じ。
もう1人は和服の童女。
「この方ですわ。」
「そうですか。外に出しますので牢屋の鍵は壊さないでください。」
脱獄は未遂に終わった。




