発動
「ふん、この緑炎と笛の妖精に喧嘩売るからどんな力量かと思えば大した事ないね。」
エルフの老婆は不敵に笑いながら俺に言い放った。
緑の炎は見かけよりは熱くはないがこのままでは確実に・・・。
あのスキルを使うしかないな・・・。
固有スキル:幻想の十戒、発動!
すると緑色の炎が消え、周囲にある街灯から明かりが消えていった。
アレは魔石か何か魔法的なもので動いていたのか・・・。
「ギルマス、何か変です。あの男の周囲から魔力が無くなっています。」
ツノの生えた男は自身が持つ眼を使い対峙している俺を見ている。
「nnjdaj8×¥!?(何をしたんだい!?)」
ん?エルフの老婆が何かを叫んでいるが急に言葉が解らなくなった。
もしやと思い端末を見ると画面は俺が元いた世界と同じものになっていた。
端末の能力も封じられるのか。
コレって結構まずい状況なのでは?
交渉が出来なくなるじゃないか・・・。
そう考えていると、男と少女が走ってこちらに向かっているのが見えた。増援か・・・いよいよ不味いな。
こちらに近づくにつれ少女に変化が現れていく。
身体が蛇みたいになり次第に巨大化して行った。
蛇じゃないなアレは・・・。龍だよな、東洋の。
幻想の十戒が発動しておりその範囲内に入った少女は炎を纏った東洋の龍になった。
と言う事は彼女の正体は龍なのだろう。
果たして俺は生きて帰れるのだろうか?
「exay.py.idiagj)gmglxa.rtp(そいつか。俺の国で暴れた事を後悔させてやる。)」
「e@nd_@dwgw_xix……hnaegoln_!(あの男、強そうには見え・・・って元の姿に戻ってる!)」




