第7話 バトル 前編
「なっなんで私なんですか?てか、あなた誰!?」
いきなりバトルを申し込んできた男の子に秋璃は戸惑っている。
「俺は二年s組、太陽宇宙」
「「「s組!?」」」
s組はエリートしか入れないクラスなのだ。
(なんでs組が私なんかにバトルを…って、バトルって何?)
秋璃はバトルをした事がない。ましてやつい数日前に魔法界に帰ってきたのだから。
「この学校では生徒同士のバトルがOKなの。そして、バトルはどんなやり方でもありなの。まあ、誰かが死んだことはないけど。」
と、絆が秋璃に説明した。
それからいろいろあって、二人はバトルすることになった。
「涼香、バトルのやり方を教えてほしいのだけど。」
と、秋璃は涼香に頼む。
「いいよー。えーっとねーバトルは基本は魔法なの。武力もありだよ!今回は魔法だからね!だから、それなりの知識があればいい…あ!!ごめんね秋璃、あなたには全く知識がないものね。」
涼香は悪意を込めて言った。
(やっやばい…私全然魔法覚えてない。)
それに対して本人はこれだ。
「大丈夫。ルルちゃんはいい子だから。さあ、早速練習を始めよう!」
ルルは関係があるのか?と思った秋璃。
こうして秋璃は涼香に手伝ってもらいながら練習をした。
まずはランニング1キロ、次は勉強。
秋璃は何日もこれを繰り返してそして、
太陽宇宙とのバトルの日となったのであった。
涼香はバトル経験者です。何回も勝っています。
なので他の人は涼香とバトルしたくないのです。
バトルは強制ではありませんが、断ったら、断った人の負け、となります。