表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/9

7.読んでもらえる長さとは


「読みやすい長さってどれくらいだろう」


今日ふと、そんなことを思った。

今まで私は、1話あたり4000字前後を目安に書いていたけれど、実はこれは、ものすごく読みづらい長さなのではないだろうか。


なぜこう思ったのかというと、他の誰でもない、私の読解集中力が、2000字前後が限界だったからだ。


通勤電車のなか。

左右前後の人に押しつぶされながら、スマホを取り出し、作品を読む。

各駅停車の電車が、2,3分起きに減速するたびに、集中力も、各駅でとまる。

それでもなんとか読み進めるが、2000字あたりで、スクロールバーがまだ半分以上あったときのあの、絶望感。


「まだあるの?」


ページの途中で読むのをやめたら、あとでどこまで読んだか探すのが手間だ。

そのせいで私の場合、途中で読むのをやめたときが、その作品とのお別れのときと言ってもいい。


「電車やバスのなかで」

「ちょっと手持ち無沙汰なときに」

――読んでください、というプロモーションのお話ほど、文字数に気をつけねば、と帰宅早々PCの前に陣取り連載の続きを書き始めるものの、2000字でストーリーを盛り上げ、せっかく盛り上げた勢いを沈め、続きが気になって仕方がないように最後をまとめて次話につなげるのはなかなか難しく、結局今日も、3000字を越えてしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ