さあ旅に出よう
やはりバッキー王はたくらんでいたようで…。
そういえば旅に出るのはいいとして
「父親みつけれればかえっていいの?」
素朴な疑問をバッキーになげかけてみた。
すると「それだけじゃ返してやらないぞい」
やっぱりですか。
なんでも食鬼は世界のどこかにいる魔王につかまってるらしい。
それを倒さないと帰れないってことですね?
でもつかまるというのは普通美少女とか姫のやくわりじゃないか?
「で.おぬしらの道中はこの水晶で逐一みとどけるゆえさぼるでないぞ」
だそうです・・。
あたしらにたたかわせて自分は高みのけんぶつっすか!
なぐっていい?
そう思ってたら常ちゃまがまた踊りだした。
「それはどんな意味が?」
さっきしつないではおどるなといったのにきいちゃいないな・・。
だがしかし
「わからん」
と常ちゃまが言った瞬間にバッキーの頭上に金ダライがあらわれ、
『ゴンッ』
といういい音を立てて直撃した。
グッジョブ常ちゃま!
たまにはいいことしてくれるね!!
さて話はとび翌朝しんぱいするミーたんを残して
常ちゃま、あたし.エイジ.ふーみー.バジル。エミルの6人は旅立った。
といってもまず食料やら飲み物やら買いだしをして、
一応食鬼を見なかったかと聞いたけどだれもしらなかった。
魔王についての聞き込みもしてみたけど、
その質問をすると皆一様に青ざめた顔をし閉口してしまった。
どうやら知ってるけど教えると危害が加えられるかもしれないって感じかね。
まあいそがないいそがない。
街をでて歩き出して1キロほどいったとこに森を発見した。
ここを通らないと先に進めないらしい。
しかたないな。ずんずんとすすむ。
すると藪の中からでっかいうさぎ(?)がでてきた。
かわいいのう.でもでかい2メートルはあるだろうか…。
さらにはこっちにむかって火を噴いてくる。
うさたんとたたかいたくないんですけど…。
そう思ったらエイジがでかうさに近づきからだをなでた・・。
「僕たちは君に危害を与えないよ」
といいながら。
すると攻撃をやめてエイジになついた。エイジの能力は獣使いだったのだ。
かくして.でかうさたんはあたしらの仲間になった。護衛にいいね?
うさたんは極力殺したくなかったので、こんな形に。