「オーシャンズ」感想
映画「オーシャンズ」を見た感想です。
1/3くらい名前を知らない生物が出てきました。
勉強不足です…。
今回は真面目に書いてます。
今後の地球の生態系や、生物とのかかわり方について深く考えさせられました。
「小説」とは言えないかも知れませんが、どうせ感想を書くのならばと思い、この場を借りさせていただきました。
先日放送された映画「オーシャンズ」。
最も印象に残ったのは漁の場面です。
網に掛かって死んだイルカやカメ。
さらにはヒレだけ取られて生きたまま捨てられるサメ。
イルカは人が好きなんですよ。
人は水中じゃ生きれないことを理解してるから水面を人を乗せて泳いでくれる。
それなのに人はイルカを殺す。
のんびり泳いでただけのカメも殺す。
ヒレを取られて泳げなくなったサメは只苦しみながら死ぬしかない…。
それでも僕は酷いと言えなかった…。
自分自身も漁の恩恵を受けてるから。
銛で突かれて血を吹くクジラを見ても酷いとは言えなかった。
怒りを覚えたけれど、何も言えない。
止めろとも言えない。
見ていて苦しかった。
人は、いや、人だけじゃない、全ての生き物は互いに影響しあって生きている。
食う食われるも影響の一つ。
しかし、人が与えた影響は大きすぎた。
大気を変え、気温を変え、水質を変え、森を変え…。
今や、昔のままの物は無いに等しい。
その中で、辛いとも言わず生き物は生きている。
仲間を殺されても、イルカは人が好きなままでいてくれる。
サメはヒレを取られても、なおももがいて必死に生きようとする。
人も、生き物の必死な姿を見て何かに気づくべきだと思う。
一匹の魚を食べるとき、その裏の大きな犠牲に気付くべきだと思う。
漁を止めろとは言わない。
言えない。
しかし、せめて網に絡まったイルカやカメなどを見殺しにしないで欲しい。
そっと網から外してあげて欲しいのです。
例え手遅れだったとしても、優しく海に送ってあげて欲しいのです。
魚を食べるとき、もしかしたらその魚が入った網に絡まって死んでいったイルカがいるかもしれない。
それを意識してもらいたいのです。
彼らが、人を好きでいられるために。
そして、僕ら自身のために。
種の多様性を、失ってはならないから…。
感想文というものに慣れていないので見苦しいところもあったかと思います。
これ以上生態系に傷を付けてはならないと強く感じました。
種の多様性があるからこそ、僕たちも生きていけるのです。
生物を守るため、僕らにもできることがあるかと思います。
少しでも、環境や生物について考えていただければ幸いです。
是非、「オーシャンズ」見てみてください。
初めてこんなにも考えさせてくれる映画に出会いました。