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虹色の架け橋  作者: リュ亜
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三話:都合と彼氏


一体七海が俺に何の恨みがあるのか分からないが、見事に俺の学校生活そのもの


が壊れそうな発言をやってくれました!


そして今俺が何をしているかというと、


HRが終わり早速噂の立役者の七海を引きつれ屋上へと連れてくる事に成功した。


「うん。七海。俺が何で屋上につれて来たか分かるだろ?」


「まさか本当に告白? あなたみたいな不細工犬と私が付き合う訳無いでしょ」


「話をずらすな。とにかくさっき言った事はとりやめろ」


「嫌。私ってさこんな可愛いからさ前の学校でも告白とかやばいの。


それでめんどくさいから赤音が彼氏という事にしとくよ……仕方ないからね」


「俺の名前を呼びつけなのはこの際スルーして……俺は嫌だぞ」


そういうと七海はその可愛い顔をしかめっ面にして


「仕方ないわね……じゃあお金あげるからさ」


「金には興味が無い」


「嘘ー! あなた本当に人間?」


「俺は無欲な人間だからな」


「この後も頻繁にデートしたりするから……あっ今日私赤音の家に行くからね」


何という自分勝手な人間なんだ……俺も反抗してやる!


「嫌です。拒否。やめてください。来ないでください。」


「……連れてってくれなかったら赤音が私に破廉恥な事したって学校中に流す。


そしたらどうなるかちっぽけな赤音の頭でも分かるわよね~」


(昨日会ったばかりの奴に何が分かるんだよ……)


呆れて物も言えないとはこういう事を言うのだと俺はつくづく思うのだった。

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