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虹色の架け橋  作者: リュ亜
2/7

二話:猫かぶりと誤解

この作品は一話一話が短いです。


ご了承ください。



彼女が現れて教室中がパニックとなった(特に男子)


騒ぎ始める生徒。踊り狂う生徒。発狂する生徒。


おいおい……君達が騒ぐから山口教諭も困ってるじゃないですか。


ん? 俺はどうなってるかって?



いやいや……まだあいつと決まった訳じゃ……他人の空似って言う可能性も……


「あっ昨日の菊文字君じゃないですか!」


彼女は指を指した。うん。俺じゃないよね。後ろに居る佐藤君の事を言っているに違いない。


菊文字なんていう苗字は俺は知らない!


「あ、あいつ……」


「裏切り者だな」


「二年一組憲法第十八条……裏切り者には死を」


怖いよー! クラス中の男子から殺意と嫉妬の目がやばいよー!


「七海さん! 質問があるんだけどさ……菊文字とはどういう関係?」


場違いな質問をしている奴……


そいつは俺の親友の省吾君だった! そしてあろうことかそいつは、


「菊文字君とはね昨日私に絡んでた不良から助けてもらったの」


俺は行く気はさらさら無かったがこいつが無理矢理俺を……


「そして私にこう言ったの……「お前に惚れただから付き合ってと」

そして私はOKしたの」


うんうん。俺はお前に熱い告はk……ってちょっとまてーい!


うん。誤解ですよ。男子の皆さん。だからそのライオンが獲物を見つけたときの眼をするのは


やめて。俺の胃が炎症を起こしそうなんですけど。


彼女がその言葉を発した瞬間。


俺への殺意がひしひしと伝わってくるのを感じた。


……闇討ちとか気をつけないとな。

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