天使だって、前に進むよ 求め往かん
さぁ、次のステップへ……
四月。
桜がようやく散った頃、私は何とか無事進級! しかも、私が今度から通うことになった中学校は地元の有名私立! つまりは、もう今までの小学校の人と会わないですむってわけよ。
だから、今の私をもう呪いの子とからかう奴もいない。
まっ私はついに開放されたって言うわけよ。尤も、私は天使で学生というところはかわっていないのだけれど。
そして、後何個かかわったところがある。
一つ目はヘアスタイル。白いリボンで今はツインテールにしている。そしたら、意外と似合っちゃったので自分でも結構驚いてたりする。
二つ目は服。いつもの真っ黒いワンピースは卒業して、学校指定のセーラー服を着ている。それが意外と可愛くて結構気に入ってたりする。
三つ目は自転車登校。折角貰ったんだから使わないとって思って、登校するときは何時もあのおんぼろの黒い自転車を使っている。あと、天使として働くときも移動手段として使ったりしている。意外と運動になって太らなくなるしね。
で、最後。それは……
「おはよう~、みぃちゃん」
「はろ~、うつみ」
私にも、しっかりと話せる相手ができたこと、だったりする。
否、話せる相手ならあの事件の時もいた。卒業する前の最後のどたばたで、私と桜と共に現れた悪魔との初対決の時も。嗚呼、なつかしい。あの悪魔私とかなり性格にてたから楽しかったな。あっちがう、あれは悪魔もどき。本物じゃなかったっけ。
でも、あの時は本当に騒がしかったな。悪魔がいて、悪魔もどきがいて、死神がいて……レパートリーが豊か過ぎて。まっいま思い出すことでもないんだけどね。
とにかく、私をあだ名で読んでくれるような友達ができたってわけだ。尤も、向こうは私を友達って思ってくれているかは不安だけど。
それに、忘れていた名前も思い出せた。私が私でなくてまだ幸せだった頃の名前を。だから、充分に感謝。彼女には。
「おっ、みぃにうっつ~おはよ」
「もう、うっつ~なんて呼ばないでよ。蔚の人みたいじゃん!」
「漢字間違ってるってば、もう……。恥ずかしいよ」
「えっなんでわかるの!?」
あはははは。
私たちは笑った。
私のもとにやっと春は舞い降りてきてくれた。
この中にはまだ、私の隣はいない。友達と隣は違うから。かつての少年とやっぱり彼らは違う。まだ。
だから、まとう。とにかく隣は待たなければならない。
そして……
隣、第一弾完結です。
なんか、結局三ヶ月くらいかかっちゃってすみません。
気分が乗ったら2弾三弾と書くのでよろしくおねがいいたします。
さて、これからどうしよう? 悪魔編か、中学生編か……(相変わらずノープラン)
あと、http://novelnewwind.zashiki.com/でのののののの最終和とか番外編書いているのでよろしくお願いいたします




