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天使だって、聞き耳をたまには立てるよ  無関心なんて嘘です

無関心って口で一時ながら

聞き耳立てる人

自分の近くにやっぱいない?

「おはよう~まみ」

「おはよう~みま」

 能天気に生きている私と同じクラスの女子たちは、相変わらず私を無視しながらも勝手に友好関係をはぐくんでいる。っていうか、みまって変な名前。でも、口には出さない。さすがに無視から一歩でも範囲が広がったら、天使パワーでこの学校を焼き尽くすって違う。焼き尽くすのはあの女のこの過去編だけで充分。それに、天使パワーってほとんど使えないし。天使ほとんど人間と同じだし。

 だからこそ、最初こそは人間たちと仲良くなってやろうって思ってたし、見事仲良くなれたんだよね。でも、そのあとはその分の幸せだけ嫌われた。天使と人間の相容れなさ加減が悲しい感じがしたんだよ。当初は。今は、あきらめている。私は天使でしかないしみんなは人間でしかないし。まっ実際のところは人間と付き合って行くのに疲れたって感じかな? まぁ、私だってもともと人間だったらしいんだけどさ。

「ねぇ、知ってる? 今度はうち等の街に出たんだって。殺人鬼」

「うそぉ~怖いねぇ……。夜出かけるの止めようかな?」

 へぇ~、殺人鬼でたんだ。あ! あの内蔵グチャグチャになってた人殺人鬼にやられてたのか。でも、あれに呼ばれたのは昼間の某橋の下じゃなかったっけ? それじゃあ、夜出て行っても大丈夫なような……? そして、うち等のって何この町所有してる気になっている!? ここはみんなの町だぁ~!! なんて、たまにはふざけるのもいいかも。

「何弱気な子といってるの? こういうときこそ夜外でて、殺人鬼を捕獲して親に誉められてお小遣いをアップするチャンスじゃない!」

 うぁあぁ、この人打算大量だ~。すご。ここまで人間的な小学生いるなんて。私はこんな小学生始めてみた。さすがのまみちゃんも、っそそうだねなんてどもっちゃってるよ。仲良くてもこういう時やっぱ辛いんだな。

 でも、殺人鬼かぁ……。やっぱあいつににてるような? でも、ありえないよね。人殺しをあそこまで嫌悪する時点でちょっとありえていたらいやだな。人殺し嫌いの人殺しって結局何なんだよっていう感じだし。存在否定する気は無いけど。

「あ、そういえば私怪しい人知ってるよ」

「え? 本当?」

 真美ちゃん名誉挽回かな? でもな、無闇に人をうたがっちゃぁいけねぇよなんて思ったけどそんな事を口にする必要は特に無い。から、私はその続きを聞こうと集中する。だって、気になるじゃん。天子に好奇心あって悪い?

「うん、本当本当。私見たもん、あの殺人鬼の特徴に会いすぎて照らしすぎる人。絶対に見たからね! 信用してよ」

「わかったよ。じゃあ、どんな人? だれ?」

「あそこの小高い岡の上に暮らしてるお兄さん!」

 ……やっぱあいつか。かわいそうに。同情する義理なんて無いんだけどさ。同情されてもどうせ喜ばないんだけどさ。

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