第十三回「お初にお目にかかる」
前回までのあらすじ
Vtuberになるときは、
3Dモデル、2Dモデルそれぞれの良さがあるので、
自分の目的、技術力、使える時間、気力と相談して選びましょう!
注意:今回は2Dモデルのパーツを解体した写真、人によってはグロ画像的なものを含みます。
ご留意ください。
早いもので活動開始が一週間後に迫ってきました。
このエッセイも今日を合わせてあと六回となりました。
そういう訳で間に合うようにサクサクと!今日は肉体錬成の残りの部分を僕、火乃酉の視点で語ります!
その情熱と愛着を持てるキャラクターづくりのお話です!
まずVtuberとしてキャラクターの設定作り、これには現状ルールがありません。
「キズナアイ」さんは自身をスーパーAIであると言っていますが、AIである必要性はありません。
美少女でも、魔王でも、無機物でもなんでもありです!
一つだけ守るべきこと、いや個人的に守ってほしいことがあるとすればそれは誰かを陥れて貶すようなキャラクターであって欲しくないということです。
僕個人の意見ですが現状ルールのないVtuberがある程度の均衡を保っていられるのはVtuberの皆様が周囲に配慮出来ているからだと思います。
だから他人を傷つけない限りで自分の好きなものになって欲しいし、なりたいのです!
僕の場合は一度死んでも蘇る「再生」を意味する「火の鳥」になりたかったので「ヒノトリ」に、それでいて作家志望という未熟な存在であるために「ひよこ」として生まれることにしました!
でも解説動画を作りたいという目的のために相方が欲しかったのです!
そこで外僕ちゃんをうみ……雇いました!
僕等は一人であり二人、二人であり一人なのです!
外僕ちゃんはもう一人の僕的な、イマジナリーフレンド的な存在なのです!
「げぼく」を連れている……。
反社会的なキャラクターではありますが美少女に寄生したVtuber「魔王ハンパナサス」さんもいらしゃることですしきっと大丈夫でしょ!
キャラクターの設定はさておき、Vtuberになりたい方でどんな動画をとるかを悩まれる方がいらっしゃると耳にします。
それが思いつかないからVtuber化を断念される方も少なからずいるのではないでしょうか?
僕の主観的な感想を言うとぶっちゃけ動画作成は大変です。
映像、画像、音声、文章……、諸々の表現力を総合的に要求されます。
ゲーム実況を取るにしても、トーク動画をとるにしても相応の努力が必要です。
だから試しにやってみたいと思ってもその大変さから動画投稿が続けられない人も多くいるのが現状です。
すっごい今更なんですがまだ僕は動画投稿をしていないので続けるコツはわかりません。
ですが僕がVtuberを始めるために大事にしているものがあります。
それはやりたいって思う「憧れ」、なりたい自分になるっていう「目的」です。
Vtuberになりたい方は自分がなにに憧れて、どうしたいのか考えてみましょう!
トップVtuberのように可愛い二次元の女の子になってみんなにちやほやされたい!
Vtuberの仲間を集めてみんなでわいわいゲーム実況がしたい!
視聴者と楽しくおしゃべりがしたい!
なんでもいいんです!
なりたいものになりたいと思うその気持ちがあればきっと前に進めます!
さて精神論だけ語っても仕方ないですね。
本とは作者の経験を書き置くことで読者がその追体験が出来る情報媒体です。
なので僕と同じようにVtuberになって「なりたいものになってみたい」という方のために、不格好ではありますが僕の経験をここに記します。
肉体錬成編の最も重要な点、僕のボディの作り方をお話しし始めます。
僕の体は「Live2D」のCubism3というイラストを動かすソフトを利用して作成しました。
まずは世知辛いお金の話を少々。
本ソフトは無料版もありますが動かせる体のパーツ数に制限がかかるため、より理想的なボディを作りたい場合は有料版の購入が必要です。
利用開始一か月なら無料で有料版とほぼ同等の機能が使えます!
一体だけボディを作れればいいという方はそれで事足りると思います!
僕の場合、昨年12月にダウンロードし今後も持続してアバター作成を行いたいと思ったので購入して使用してます。
一か月だけの使用で2,080円、月払いで1,190円月程です。
月千円なので働いて収入がある方なら無理のない額だと僕は感じています。
節約出来るなら節約出来るに越したことはないのですが……。
でもアニメーターでもなんでもない僕が自分のイラストを動かして体に出来ると思えば見合った価値はあるはずです!
このソフトを利用するためにはまず動かしたいイラストが必要です。
Photoshopなどの画像編集ソフトが必要です。
僕の場合はワコムさんのペンタブレットINTUOS(約7,000円)を購入しソフトとしてCLIP STUDIO PAINT PRO(約5,000円)をダウンロードしました。
編集のためのPCも必要なので全部一からそろえると何万円もかかっちゃいますね。
最近ではスマホのアプリで安易にVtuber化出来るようなものも開発が進んでいるらしいのでそれに期待ですね!
話は変わりましてお絵描きが苦手、という人もいるでしょう。
そんな方にお勧めなのがテンプレート機能です。
「Live2D」ではトレースが容易なイラストが無料配布されています。
外僕ちゃんはそのテンプレートを元に造られました。
ですが決して楽なものではありません。
僕の失敗例を利用してどの程度、描かなきゃいけないのかお見せします。
こちらはテンプレート活用のために購入時に試作した僕のSD擬人化モデルです。
この試作モデルは勝手がわかってなくて、目の部分とかほぼテンプレ通りです。
上半身だけでよければ「にじさんじ」の皆さんのような八頭身の美男美女のテンプレートもあります。
このボディを動かすためには手や足、目、瞼、口、それぞれ一部分一部分を書きこむ必要があります。
各パーツを分けるとこんな感じです。
本来は線画は合わせないといけないので最もコンパクトになるのですが……。
動く人型2Dアバターを作ろうと思ったら、これだけパーツをそれぞれに描き込む必要があります。 絵を描くのが好きな人には苦ではないかもしれません。
僕も絵を描くのは好きな方です。
ですがこう言った作業に慣れていない場合、一日数時間程度の執筆では一か月はかかってしまう……、かもです。
お恥ずかしい話、僕はかかりました。
僕の姿「ひよこ」みたいに人型以外のアバターを作ればもう少し描く量も減りますがそれだと動きをつけるときに大変です。
極論だけ言ってしまうと僕はこのボディをつくりだすという作業を簡単だとは言えません。
よりよいボディをつくろうと思ったらそれだけの労力が必要になります。
Vtuberとしてボディを自作されている人はそれだけの努力をしているのです。
まだVtuberではない僕が言うのもなんですが、彼等は好きな自分になるために、努力している。
これは間違いないのです。
僕がこれまで情熱だの憧れだの精神論を語ってきたのはやっぱりVtuberになるのは大変だからです。
2次元の体、動画編集用のソフトや素材、諸々を用意するのは大変だからです。
これは苦労自慢ではありません。
Vtuberになるという現実を伝えたいのです。
沢山Vtuberが増えて多すぎるという方もいますがそれぞれが相応の努力をされているのです。
僕はそんな中に飛び込む一羽の「ひよこ」としてそれを伝えたいのです!
さて余計な話をしてたら長引いちゃいましたね。
本当にVtuberになりたいって方ならきっとこのくらい余裕ですよね!
中途半端ところですが今日はこの辺で。
次回、アバター作成の流れをお話し、動画編集について触れ始めます!
つづく




