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猫の手をかりたいです。  作者: たまけん
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マユキは剣術のスキルを手に入れる。

ゴブリンとの戦闘を終え、ゴブリンから魔石を回収し終えると王都に帰ることにした。帰り道は順調で何事もなく王都についた。

「さぁ、今から冒険者ギルドに行ってクエスト終了して、無くなっていた冒険者のギルドカード渡して来ようぜ。今回はかなり実入りもあったしレベルも上がったし万々歳だったな。」

ジークは満面の笑みで今回の狩りの感想を述べる。

「ジーク、そうは言うけどかなり危なかったぞ、ビックくろらー相手に俺ら全滅しかけたし、そのあとのゴブリンとの戦闘もミーナが気づいてくれなかったらかなりやばかったと思う。反省点がいっぱいだよ。」

マユキは苦笑いする。

「まぁまぁ、マユキもそんなこと言わないで三人とも無事だったんだし、レベルも上がった。収穫もあったで今回はよしとすればいいんでないですか?」

ミーナは二人の肩をポンポンと叩き冒険者ギルドに入っていく。

ミーナはギルドの受付にクエストの報告と今回の報告を行った。

「これが亡くなった冒険者の方のギルドカードと遺品です。」

受付カウンターにカードと遺品を置く。

「わかりました。」と受付のお姉さんが言うとギルドカードだけ受け取り、遺品は返してくれた。やはり遺品は見つけた人間のものとなるようだ。

魔石の買取をすましマユキ達はギルドを出る。


「屋台でなんか買ってちょっと話してから帰ろうぜ!!」

ジークは屋台に向かって一直線に走っていく。

マユキとミーナはそのあとをゆっくり話しながらついていく。

「ミーナ、今回は結構やばかった。偶然、ビッククローラーの弱点を知っていたから何とかなったけど、知らなかったら対処出来なかった。ジークが麻痺になった時点で僕たち終わっていた。ジークを置いて逃げるか全滅しかなかった。まぁ、ジークを置いていけるわけないから全滅か。。。。」

マユキはポリポリと頭をかく。

「あら、全滅なんかしないわよ。私、マユキを張り倒してにげるから。」

そして、ミーナは「マユキさえ無事であれば、最悪それでいい」と言い切りマユキに微笑みかけた。

マユキはその笑顔に少し狂気じみたものを感じ引き攣った顔になる。

「まぁ、いいじゃないの三人とも無事だったんだし。」そう言うとミーナはジークの元に走っていく。

三人はホーンラビットの串焼きを買いアジトに向かった。そして、アジトで今回の成果を確認する。

「さあ、今回のの成果はこれだけだ。。。」そう言いマユキはお金と防具を並べる。

銀貨4枚、大銅貨五枚、銅貨11枚、片手剣一本、小型盾バックラー一個、レザーアーマー一着、指輪1個、クエスト報酬大銅貨1枚、魔石の売却代金が8枚であった。そして、レベルも三人とも二つ上がり18になっていた。

「あ、俺、麻痺して戦っていなくても同じようにレベルが上がってる。」

ジークは不思議そうにPCをみる。

「モンスターに少し攻撃を加えたり、モンスターから少しダメージをもらうだけでも経験を積んだことになりレベルが上がるのだろうか。。。。」マユキはそう呟き考え込む。

ジークとミーナはお金と武具について話し合っていた。

これだけの収入は一家族が2,3か月食べていけるぐらいの金額がある。これを3人でどう分けるかだけど3等分に分けるか、これからの為に蓄えるか、今のままじゃ危険だから取り敢えずの装備を買うかぐらいしかないのだが。装備は今回、手に入ったものを鑑定してから考えるにして、使った経費を除いて3等分しようという話になった。それでも子供たちにしては大金だ。


「そういえば、僕、剣術のスキルがPCついてた。」

そう言いマユキはジークとミーナにカードをみせる。

「ホントだスゲー!!」ジークは声を上げる。

「それで、ビッククローラーに剣を撃ちかけた時に急に動きがよくなったのね。おめでと」

「ありがと、今まで散々素振りしても剣術のスキル手に入れることできなかったけど戦闘で剣を使うと簡単にスキルを手に入れることができるって、今までの努力は何だったのか?っておもってしまうけどね。」

「マユキそれは違うは、今回の戦闘が切っ掛けになったと思うけど、今までの努力があってこそだと思うわ。だって、一瞬だけロイさんの素振りをトレースしたかのようになっていたもの。」

「ほんとに?お父さん見たいになってた??」

「一瞬だけね」

「それしても、剣術のスキルの習得早すぎるよ。俺、剣術の師匠のところに通い続けてやっと手に入れたのになんかズルい。」ジークが少し拗ねる。

「マユキも今度から前に出て戦えよ。」

「わかったよ、でもメインはジークな!ジークの方が体力も力も強いから。」

「おう、任せとけ!!」

そうしていると、ジムとジニーがアジトにやってきて今回の狩りついてマユキ達に聞いてくる。自分たちは一緒に狩りに行くことはできないけど何かあれば手伝うよと言ってくれた。ジニーが煙玉つくろうか?と言ってくれだがマユキはことわった。今のままでは使えなかったからだ、煙玉を投げている暇があれば魔法を放つかダガーを投げた方がよっぽど効率的だからだ。今、考えればよくあんなものでモンスターと戦おうと思ったとマユキは身震いした。

「あの煙玉、今のままでは使えないけど何か惜しいような気がする。お金払うから改善してくれる?」

「いいよ、改善できるところがあればやるよ。」ジニーが答えジムが頷く。

じゃ、こう改善してほしいとマユキは話し出す。。。

マユキが改善してほしい点を話終えると「なるべく希望に添えるようにするけど、もう、その煙玉別物になっちゃうね」そう言って、ジムとジニーは顔を見合わせる。

暫らく、5人はアジトで話していたが夕方になり解散となった。

マユキ達は自宅の前につくと各々の家に入っていく。

「マユキ、マリリンさんに鑑定よろしくお願いしてくれ、じゃ、また明日な!!」

マユキとミーナはジークを見送ると自宅に入っていく。

「ただいま帰りました」

「お帰りマユキ怪我とかしなかった?」

マリリンの声がキッチンから聞こえる。

「はい、大丈夫でした」元気に答える。

「そうよかった。」マリリンがキッチンから食堂にやってくる。

「ミーナちゃんも怪我無さそうね。よかった」マリリンはミーナにやさしく微笑む。

「お母さん、お願いがあるのですが。。」そう言いマユキは今回の狩りで得た武具と指輪を見せ鑑定をマリリンにお願いした。

「いいわよ。ちょっと待ってね。」そういうと、マリリンは鑑定眼(アプレイザルアイ)を発動させる。


「ちょっと、まって。。。ナニコレ」

マリリンは驚愕の声を上げる。


「お母さんどうしたの??」

マユキはマリリンを見つめる。


マリリンは水を飲み少し落ち着いてから説明してくれた。

結果からいうと、すべがマジックアイテムだった。

片手剣は力+20・バックラーは素早さ+20・レザーアーマーはHP+20の効力がある魔法効果がついていた。レザーアーマーについては、着用者に勝手にサイズが合うようになる魔法もついていた。

そして、何より驚いたのは指輪であった。


マリリンは興奮した様子で指輪の説明を始める。

「マユキ、よく聞いてウィッシュリングよこれ、、、ウィッシュリングなのよ、、、ちょっと、聞いてるマユキ。。。」

「お母さん、ちゃんと聞いていますから落ち着いて、、、、ミーナもう一杯、お母さんにお水もってきて、、、」

ミーナが持ってきた水を一気にのみ、すこし落ち着いてからウィッシュリングの説明をしてくれた。


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