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Moon Cat  作者: 猫又コロン
Moon Catという人物
5/15

入学式~出会い編~

1-Aってここか~。予想通り誰もいないな。まあ、今入学式の途中だしな・・・・。

お?黒板に席順の紙が貼ってある・・・・。

へ~、大園だから窓側の一番後ろか~。ああ、ちなみに『あ』から始まる名前の人は窓側で名前の頭文字が進むにつれ廊下側になるみたいだ。

でも、あと一番、後ろだったら二列目の一番前の席になっていたからよかった~。


ふぁ~・・・・・。それにしても昨日は遅く寝たし、眠い。

入学式終わるまで寝ようかな~。ライムもウトウトしてるみたいだし。


オヤスミ~ライムー・・・・と呟くと自分の席に突っ伏したのである。




★☆★☆



「―――――――お・・・・!・・・の!!」


んん~??なんか聞こえる気がする??ん~でも眠い~~~~~。


「―――――の・・・・・ぞの!・・・・大園!!!」


うるさい・・・・


「んあ~・・・・あと・・・・三十・・・プン・・・・クカー、スースー」



「大園蒼!!!起きろ!!寝るな!!」



ビクッ


蒼~??ああ、そっか男装してるんだった~。

あぁー眠いー。頭がボーっとするー。



「んあー??誰ぇーあんた」


「おい、大園?先生を怒らすと痛い目にうゼ??」


「え~?センセーなんだー。あまりにもカッコイイから誰かとオモッタ~」


「なっ!!・・・・兎に角!!お前、新入生代表サボった上に何だ??その猫は」


なぜか頬を赤くして早口に言ってきた。

にしても・・・・


「え??新入生代表??何ですかそれ?」


「はあー。毎年学年の優秀者に新入生代表してもらってんだよ」


ため息吐かれても・・・・。


「そしたら誰が新入生代表やったんですか?」


「俺だよ」


ん?別の男が出てきた。なんかクール系のイケメン君だな~。

あれ、でもこの顔どっかで・・・・・


「あぁ、君がやってくれたの~??ありがとー。ところで君の顔どっかで見た事あるんだけど・・・・同じ中学だった??」


どこで見たっけ~。わりと最近だったようなーんー。まあ、答えきけば良いよね~。


「いや、違う。多分テレビで見たんだろ」


「テレビ?」


「そーそー。僕たち特殊刑事隊でMoon Catの事追ってるんだ~。で、今朝のテレビに出てたんだよ~」


いきなり可愛い系男子が出てきた。ボウキャンディー食べてるし。

は?何で、あの厨二病みたいな名前をかたっている人たちが居るの??この教室に。

そういえば、Moon Catも厨二っぽい。もしかしてこいつらが付けた??だったら困らない程度のお返し(確定はしてないから)をしようじゃないか。



「センセー。ここにお菓子食べてる人がいまーす」


「こらー笠美かさみー学校でくうなー」


「ええー!!目の前でチクる!?」


ハハハ!チクってやったぜ!

てか、笠美君って言うんだ~へぇー。


「まあまあ、先生。リー君甘いもん食べとかんと生きていけんから許してやってよ~」


リー君??

また男が増えた。今度はチャラオだ。何の集まりだってーの。

ちなみに赤縁の眼鏡をかけている。茶髪君。


それより、

「ライムーそろそろ帰ろっか~」


ワイワイ騒がしすぎるんだよ~。

あ、約一名黙っている人がいた。

てかセンセー呆れて自分の仕事しに行っちゃったし。


「「っちょっと待ったー!!」」


グイッとチャラオとショタに腕を引っ張られた。

なに?と睨みつけながら振り返ると、


「僕たちまだ自己紹介してないよね?」

「せっかく俺ら知り合いになったんだしな~。いいだろ??」


早く帰って咲月と穂志にライムの事自慢したいのに、と思いながら無言でうなずく。


「じゃ~僕から!僕は笠美璃音かさみりおんと言います!!趣味は可愛いく見せる研究で好きなものはアメちゃん!!以上!!よろしく!」


「え~と、俺は久城要くじょうかなめっていって、趣味は絵を描く事もしくは、ナンパ・・・・はしてないよ。してないったら~アハハハ・・・・。で、好きなものはマンガと女の子ッブヘ!ちょ、みやび~!!挨拶くらいまともにさせろよ・・・・・イエ、ナンデモアリマセン。兎に角よろしく!」


あ、朝のテレビでも同じことやってた。


「要、俺たちは何の仕事してるか自覚してんのか?ああ、ワリィ。俺は宮月雅人みやずきまさと。まあ、よろしく」


「オレは花園蒼はなぞのあおい。よろしく。えーと、璃音君、要君、雅人君??」


「僕の事はリー君でいいよ!!その方が可愛いし!!」

「俺の事は要で!!」

「・・・・・」

「雅人の事はまさちゃんか~みやびか~ミヤちゃんかッブヘ!!」

「――――みやびでいい」


何なんだこのコンビ。よくこんなんでやってけるな~。人種がバラバラすぎる。


「あ、あぁ。えっと、リー君に要に雅・・・・。うん分かった。えーっと、じゃあオレの事はあおいで」


「おう、これからよろしく」

「よろしく~」

「・・・・よろしく」


あんまよろしくしたくないな~。まあ、一緒に居ればなんかしら情報入ってくるか~。ハア。

「ああ、よろしく」


満面の笑みで言ってやりました。

見とれてんじゃねえよテメエら。




すいません。最後口調が悪くなりました。

それから、舞花は基本ボーっとしたキャラです。良く言えば、マイペース。悪く言えば、自分勝手。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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