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貴女は嘘つき貴族様  作者: 一ノ瀬 アイ
2/2

今日、ちょっと好きになりました!?「♣」

ごきげよう〜ですわ〜。 

※空音=クオン

 鳳音=ホウオン 

結構当て字で、すみません〜♡

「──花音さん、僕とお話ししませんか。」

 モブaが勇気を出して花音に声をかけた!

 花音は驚きながらも改めて周りを見渡してみた。するとほとんどがいい感じの雰囲気になっていた。

――早っ!気づけば花音は一人でお茶を飲みながら1時間を経過させていた。

 ぼっちじゃない!? そう、今この番組の中で花音の立ち位置は『絶対一人はいる余っちゃう子』だった。

 まぁ、とりあえず花音は深呼吸をすると「よ、よろしくお願いしますわ。」こうして花音たちは二人でのんびりティータイムでおしゃべり?のはずだった……。

 でも、あれ?あの二人は……?

 そう、あの二人はというと。

 「これで、完璧だ!」空音は一日目にもかかわらず花音への告白の準備を進めていた。

 「ふっ、王子様には申し訳ないが花音に振られて少し恥をかくといい。あハハハハハ。」

 ――そんなことをしている暇があったら花音を誘ってやれよ、と思うスタッフ一同だった。

 もう一方は「当たりだ!」今日ちょい好きの定番企画である『ドキドキ!くじ引きデート♡』で花音とペアになる為にくじ引きの練習中だ。「流石です、鳳音殿下。これで777回連続成功です!」執事含めメイドたちは涙を流しながらまるで青春の1ページのように喜んでいた。「楽勝だな。」鳳音は勝ち誇った笑みを浮かべいった。

 その頃、花音の恋心は早くも揺るいでいた。──この方、紳士過ぎますわ!

そう、モブaは花音が歩きやすいように手を引いてくれるし、花音がケーキを楽しんでいるときもさり気なく紅茶のおかわりも頼んでくれるし、とにかく気の利く青年だった。

 こうして、今日ちょい好きの戦いは狼煙を上げた。大丈夫なのか空音に鳳音。

──一体、花音の王子様は誰に!?

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