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後編

とりあえずこれで終了となります。

…………なんでこうなるかな~、馬鹿だ馬鹿だと思ってたけどここまでとはね~。

ていうか婚約してたんだっけか。会わなさすぎて忘れてた。



「リタ・ローズ!私はお前との婚約を破棄し、妹のアリア・ローズと婚約する。!」


「きゃ~、ありがとうございます。王太子様♡」



なるほど、…………なにかするとは思ってたけどこういうことか、道理で昨日は大人しかったはずだ。

まあそっちがそうくるなら、私は更にやり返すだけだ。…………



「……承知しました。婚約破棄の旨了承いたします。国王陛下や我が父への説明はお願いいたしますね。」


「フンッ、婚約破棄だけなわけ無いだろ。落ちこぼれのお前が婚約者なのがずっと不快だったんだ。よって今この瞬間を持ってお前を公爵家から除籍処分とし、国外追放とする。」


「あら………………フフ、あらあらあらあら.真にございますか?」


「黙れ!二言はない。」



フフ、ほんとに馬鹿だったようで、まあこの国に未練なんかないし。あるとすれば母様のお墓だけだけど、まあ場所離れてるし大丈夫か。とりあえずこの国の王公貴族の魔法を奪ってやるか。………



「今の発言は真か?ジェニ王太子よ。」


「カイル王太子か、ああ。事実だ。このような場で申し訳ないがな。」


「なるほど、……………っておい、リタお前何しようとしてんだよ。」


『はっ?』


「ん?何ってこの国にもう用なんかないから、私を虐げた奴らの魔法を奪ってやろうかなって。」


『はぁっ?』


「お、おい、リタがカイル王太子と知り合いなど聞いてな…………いや、それより奪うとはどういうことだ!?お前の魔法はそんなものではなかったはずだ。まさか虚偽報告をしたのか!?」


「いいえ、報告したのも間違いなく私の魔法ですよ。奪う魔法も私の魔法です。固有魔法を2つ持つなんてありえないでしょうが、私の魔法だとありえるんですよ。だって私の魔法は【魔法を創る魔法】なんですから。」


「は?魔法を……創る、魔法?」


「ええ。だから奪った魔法を操る魔法も作れますし、魔力を増やす魔法だって作れるんですよ。」


「お前、前から測定不能の方でアメジストだったけどやべえ方のアメジストになってんじゃねえか。」


「そうね、使いこなせるようになるとカイルと同じになったのね。確かカイルの固有魔法って…」


「ん?ああ、【見た魔法をコピーして強化する魔法】な。見なきゃいけないから知らんのもあるぞ。」


「充分ぶっ壊れてるわよ。…………さて、では私を見下していた皆様、貴女方の魔法を奪わせていただきます。」
















「………………って、いや~あんときのリタは怖かったね〜。そこも可愛いんだけど。」


「うるさい。あのあと直ぐに王国滅ぼしてプロポーズしてきたあんたに言われたくない。」



そう、あのあと直ぐにこいつは俺の国に来いよとか言い出して、王城に転移。またいなくなったと思ったら王国を滅ぼしたとか言い出すし、そのままずっと好きだったから王太子妃になれとか言い出すし。もう理由(ワケ)がわからなかったのは覚えてる。まあ悪い気はしなかったからそのまま収まって今に至るんだけど。



「正直、私が虐げられただけであの国滅ぼしたのは怖い。」


「いやいや、俺等と違って一つしかない魔法を復讐と称して奪ったリタのほうが怖いからね。????」






無理やり終わらせた感がすごい。ちなみにあのバカ王太子は一応エメラルドです。

結局王様や公爵夫妻は出てきませんでしたがきちんと魔法を奪われてます。まあリタちゃんのお母さんを

事故として殺してるので(思いっきり裏設定)自業自得です。ではまた次がありましたら会いましょう!!

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