一人焼肉体験レポート
夕方、一人焼肉屋の目の前に立つ。なぜか二人以上で行く前提であろう場所の一つ、焼肉。僕はそこにソロで挑むことにした。
意を決して扉を開く。すぐに店員が出迎える。一人である事を伝える、予想していた困惑顔、は無かった。さすがプロ。
そして、すんなりと食べ放題コースを注文。そう、そこが後悔の始まりだった。
最初は調子よく、美味い美味い思いながら焼いていた。けれどどうやら、僕は一人で長時間食事するのは向いていないらしい、
食べ続けていると、話し相手が欲しくなってきた。けれど、食べる事しかやる事が無いから延々と食べてしまう。コーラが進む。
肉を焼きながら食べる。その繰り返しで、肉が冷めるまでとも戦う。くっ、ペース配分ミスったと思った頃には、結構きつい量の肉がテーブルに並んでいた。野菜何て考える余裕は無かった。
一人で行くときは、食べ放題はやめた方が良い。そう思う。九十分が長く感じた。
いや、美味しいのはそうなんだけどさ。
締めはオレンジジュースとジェラード。重い胃を引きずるように会計。一人で肉を焼いている光景をチラチラ見られたのは気にしていないけど、やっぱり世の中では珍しい光景なのだろうか? あと、最近のJK遠慮無さすぎや。何が、えっ、一人? すごーいだ。
短いけど、これ、ジャンル何なのだろう。
けれど、また行きたいなとも思う。でも、一人カラオケもやってみたい。