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59話 ラミアリーダーと戦いますが、気にすることではないようです

梅雨にはまだ早いはずなんですが、頭痛が結構なひんどであるので、投稿できないタイミングがあるかもです

ラミアという種族は、魔物にも魔族にも存在しているらしく、それぞれお互いが違う種である場合には気付く……スキル表示外スキルというやつか。


ここはダンジョンなので魔物の方を真似しているのだが、どちらも社会性を作るし、性質も似ているし、鑑定や識別などのスキルでも、レベルが高くないとわからないらしい。


大きな違いとして、魔族のラミアは1日のうち10〜18時の間、人間の姿を取ることができる。この時間の間だけ「変身する権利」があり、それがスキルとなっている。


まあ何が言いたいかというと、魔物のラミアは魔族のラミアに擬態しようとするが、ダンジョンでそういう行動をするのは妙では?と思ったからだ。


ダンジョンのラミアは魔物であることが確実なので、模倣しようがしていなかろうが誤魔化すなんてモノは存在しないからだ。


「そういうものだと考えなさい」とサマンサに言われ、後回しに。


リーダーラミアは上半身がかなり色白で、下半身はガラガラ蛇の様になっている。


スキルにはっ……と、鑑定する前に攻撃してきた。うまく注目できない。


正面防御と範囲防御が有能すぎる。頼りすぎていると言っても過言ではない。


そのまま2.3発のテイルスイングを受け、サマンサの魔法で牽制。その間にエリナが拳に気を貯め一撃を放つ。



ラミアの人間部分と蛇部分が引き裂かれた。


どんな威力だ……?


腹を打たれてラミアは呼吸困難になっているが、生きている。


体を寄せて、血液を接着剤にし、分断された体を繋いだ。


大きな声で轟く。瞬間的に耳を塞ぎそうになるが、盾役が行動を止めるわけにはいかない。


耳から嫌な感触がして、耳鳴りが酷い。耳が痛い。


しばらく聞こえないかもしれないが、関係ない。


奴が口を閉じた瞬間に踏み込み、柄を両手で握り、剣を横薙ぎに振る。


剣が自分から誘導するかのように、ラミアの首を刎ねた。


それでもラミアは生きていた。


目線が転がる頭の方に行きそうになったが、振り下ろすような尻尾の攻撃を受け、剣を構えるのが遅れて右腕で受ける。


1億2500万……腕が折れたような感覚があったが、痛みはない。バランスを失ったような感覚が走る。


もう一発は……受けるのが難しいか?片手で剣を構える。


だが、ラミアの尻尾は再び振り下ろされることはなかった。


エリナがリベンジとばかりに、転がっていた頭を踏み砕いたからだ。


「……、……!」


何か言っているが、聞こえない。


少し休憩を挟みたい。

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