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57話 とりあえず倒せたので、先を目指します

投稿時間を変更します。2時、13時、17時になります。

相談も程々に、ダンジョンを進むことに決めた。再生スキルがあるけれども不死スキルはない敵がしばらく続く、という傾向があるからだそうだ。


この前の機械の奴らのことがあるから例外はあるだろうが、まあそれはそれだ。


引き続きというかなんというか、積極的に襲ってくる魔物は少ない。蛇は動物じゃないかと思ったが、『ダンジョンライブス』は全て魔物らしく、地上の生き物の形を模倣しているだけ、らしい。


人間や魔族に擬態する存在もいるらしいが、28000階層より先にごく稀に、程度だそうだ。まだまだ先だろう。


という話をしていたが、上半身裸の女性らしき姿が壁の影からこちらを見ていた。驚いたがラミアだった。


「あ、どうも……」


向こうから頭を下げて会釈し、そのまま横を通り過ぎる。


言葉通じるのかよ。あんなん倒しにくいったらありゃしない。


レベルは279。スキルの方は……鑑定レベル不足なのか、いくつか隠れてるか。[魔声/Lv166]と[超回復/Lv144]だけが見えた。結構強い。のだろうか?57層ということを考えたら強い、のかも。


と思ったら、シーナが幾つかスっていた様だ。いつの間に……いや、スリをいつの間に、とか気にしてはいけないか。


「言葉が通じても、人間でも魔物でもないしね」


とはサマンサの談だ。案外割り切るのは難しい気もするが……まだまだ、こちらの常識には慣れない。


ちなみにスったスキルは[呼吸魔法/Lv159][水魔法/Lv59][回復魔法/Lv88]。


店売りしていた水魔法のレベルが87だったか89だったか覚えていないが、結構強かった?


と思ったが、人間と亜人、それから魔族の魔法は、それ以外の種族とは魔法利用の方法が大きく変わるとか。


文化圏で常識が違うように、魔力の回し方も違い、魔物は前にゴブリン退治の時に俺がやった水攻めはしない、というかできない。


ただ学習すればできるようになるので、完全に不可能ではないという事に注意するべし。



話が逸れた。


獲得した魔法スキルはあとで分ける事にすることにして先に進む。


罠付きの宝箱が、なんてこともなく、しばらく進んでいく。


74層で、ラミアの集落らしきものを見つけた。


店や宿がある。……なんだこれ。


ダンジョンの周期でも建ったままらしく、何かがあって壊れた時も直るというのは、先に泊まっていた冒険者達談だ。


恐らくだが、社会性があるところを見せて、こちらにもメリットがある様子を披露する事で殺しにくくさせているであろう事、それから集団で過ごして自己防衛してる、という予想。


なんと蘇生も請け負ってくれるらしい。


難しく考えることもないか、と思いつつ、半日そこで休憩する事にした。


数日ぶりに普通の食事を摂ることができた。

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