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40話 挟撃ですが、なんとか生き残りましょう。

土日以外の投稿時間を7時、13時、24時にする予定です。

猪が物凄い速さで突っ込んでくる。ダンプカーとかが突っ込んできてる、というのがイメージしやすいんだろうか?いや、そんな経験ないけど。


猪に警戒しすぎると、後ろから狼に攻撃されるかもしれない。


「猪の方はどうにかする。だから、狼たちが攻撃してこないように牽制を頼みたい。大丈夫だよな?」

三者三様の、任せろという言葉が返ってくる。大丈夫だと信じよう。




2匹の猪。


この距離では鑑定できないから、スキルは見えない。スキルが見えるような距離になってからでは、反応が間に合わないだろう。なので、()()()()


そして、[範囲防御/Lv84]、いつの間にかレベルが上がっていた……これを、斜め向きに起動する。


この距離になって分かったが、猪たちの距離は2mほど離れ、向かって右側のものが先行している。


先行しているものに範囲盾をぶつけて、もう一体にぶつける。


2体を一撃で受けることにならなくてよかった。


まあ、うまくいかなかったら俺も仲間も命に関わるのだけど。


猪のスキルが見える。


[突進/Lv142]

[ノックバック/Lv66]

[正面防御/Lv99]

[牙攻撃/Lv69]


防御貫通や無視はない。受けられるッ……!


数秒後、猪の突進を受け、10mは吹き飛ばされた。耐えきって、転倒していないのに、HPが2億3千万以上削れてる……まじかよ。半分以上減ったか……?


だが、目論見は成功したようだ。猪の片方、盾に当たったほうは進行方向を変えられ、後方にいた猪の突進を受けた。結果転倒し、ぶつかったほうの猪の進路を妨害する。そのまま猪は回避できず転倒して……狼の群れの左翼側に突っ込み……数匹が巻き込まれ、木々がなぎ倒される。


よくもまあこんなに上手くいったものだ。運がよかったか。


ハンターウルフのほうは知能が高そうだ。なら、交渉もできると思うのだが……


「俺たちに手出ししないのなら、この猪を譲り渡してもいい。どうだ?」


少し迷っていたようだったが、生き残った大半の狼たちに命令して、猪の亡骸を運ばせていた。


いやな感じの睨みを利かせてきたが、今のところは襲ってくる様子はなさそうだ。


とりあえず、回復をしなければ。両方ともを正面から受けていたらどうなってたかわからない。



……スキルを手に入れた。[正面防御/Lv99][正面防御/Lv69]。合成した結果、レベル142になった。


足し算されるってわけでもないみたいだ。


とりあえず、当面はメイン盾として気張っていかなければ。


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