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4話 薬草集めのはずが、クマに遭いました

IMEの変換ができなくなったので、直すまでに非常に時間がかかりました。

簡単に読める程度の文章で続けていきたいです。


報酬は42,008,527クラピ。端数は肉代を差し引き、苦労の分俺に回ってくる事に。結果、俺の収入は2200万502。


200万は端数。うん、慣れた。




時間があるから一つ二つ追加で依頼を受けられるか相談した結果、薬草探しをする事に。


傷薬の材料となるアオハの草を、最低500キロ。やっぱり慣れないかもしれない。


都市の北側、森林地区に多く自生しているので採取してきてくれ、とのこと。


荷運びに馬を借りられる事になったが、やっぱり速度がおかしい。馬力とかの計算ってどうなるんだ?


「サマンサ、1馬力ってどのくらいだっけ」


「どうしたの急に。750キロの物を1秒で50m、じゃなかったかしら?」


やっぱりどうかしてる。


「そんなことよりさっさと集めちゃいましょ。クマも出るらしいし」


「都市地域の中にクマが出ることも怖いんだが、クマの能力は?」


「迷彩と障壁阻害、それから火炎魔法。ほら、口ばっかりじゃなくて手も動かす」


「森にいる癖に火を使うのかよ。破壊と阻害ってどう違うんだ?と、これか……重っ」


一株15キロくらいはあるんじゃないか?見た感じの大きさは育ったアサガオとそんなに変わらないのだけど。土を払ってもこれだけの重量。35株くらいあればいいのか。


「阻害は発動を妨害するの。見つかってから発動はできないってことね。それから、ここの森の植物は延焼耐性があるから、多少の火ではどうにもならないわ」


「後でスキルの事も教えてくれよ」


「良いわよ、夕飯でね」





「サマンサ」


「言いたいことは分かるわ、あれでしょ。こっちに気づいてる」


クマだと言われてツキノワみたいな見た目を想像していたのだけれども、どう考えてもクマじゃない。


血と赤土が混ざったような色の体毛、それに対して輝くような白い爪。宝石でも握っているのかと思ってしまった。


これが象牙を欲しがる人の心理か、なんて現実逃避しかけたが、そんな場合じゃない。


体長は、立ち上がったら5m位あるんじゃないだろうか。


『ガァッ』


片腕をあげて、威嚇してきている。


目をそらしそう担ったが、我慢だ。威嚇してきているということは、こっちの実力の判断がついていないということ。逃げる余地がある。


「サマンサ、呪いとか幻術とか使えるか?」


「あまり高いレベルのものでなければ。どういうのがいいかしら」


「俺達がここにいてあいつを睨みつけている、とあのクマに誤解させられるようなものだといいのだけど」


「了解、そのくらいなら問題なく」


サマンサは少し指先を動かし、かかったかを確認して……


「時間経過か刺激があったら解除されちゃうから、逃げるか一撃で倒すかする必要があるけれど」


「まだ薬草は集めきってないんだろ?手伝ってくれ」


「了解了解。支援山盛りでいくわ?」


ステータスが8行くらい増えるんではないか、と思うほどののブーストをもらい、クマの首を一撃で刎ねた。


薬草は集め終わったので、報告して報酬を貰い、俺たちは夕食へ向かう。


疲れたし、少しイイものを食べたい。


熊肉……料理してもらえるかな?

周辺の地理は聞いたけど、都市内の地理は聞いてないというお話です

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