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11話 打ち上げをしたので、お金が無くなりました。

ご飯の描写がうまくなりたい。

パーティが結成され、そのままの流れて昼食会のような感じになった。


食事関連は士気にかかわるものだからだろうか。なかなかいい感じのものだ。


エリナは破門されたからかもとからの嗜好なのか、チキンステーキを食べている。ハーブと塩味で味付けをしてあるようで、いい匂いがこちらにも漂ってくる。


シーナは……ちっこい見た目の割に大量に食うなぁ……


パスタ?のような茹で麺を、もう12皿も食べている。すべて違う味付けで、これから2週目に入るみたいだ。


ねえまって、それ払うの俺なんだけど。


サマンサは昼から酒だ。食事の方はシーナの麺半皿程度の量と、牛ステーキ200グラムサイズ。


酒瓶はもう4本ほど開けている。全部赤ワインで、味より量といった感じだ。




俺の方は、うどん的なメニューがあったのでそれを食べている。


麺がパンのような触感で、あまり良くない。はずれだったか……と思ったが、今日は見習いに作らせてみたから、と価格は若干安くなった。50万ほど。


日本人的に食べ物を残すのは好まないが、俺はうどんが食いたかったのであって汁入りのパンを食いたかったのではない。


どうしたものか……いいや、パスタ麺にしよう。



そんな感じで昼の宴会を楽しんだ。会話も交えつつで、結構楽しめたと思う。


宴会の出費で1300万の資金が消えて、この後何かしらの仕事をして稼がなければいけないという状況になったこと以外は。


みんなでどれだけ食ったんだか。


「それならさ、ダンジョン探索でも行かないか?何日間かの遠征になると思うけど、稼ぎとしては悪くないと思うぞ?」


エリナの発言による、ダンジョン攻略。それを聞いて、潜らなければならないという決意を抱いた。


「必要そうな装備はあるか?」


「交換用の武器があればいいかな?あとは食料と回復アイテム。とはいえあんまり潜らないなら武器の方はなくても。帰りもやっぱり歩きだから、往復分の食料が必要だな。前に行ったときは片道分しか準備してなくて飢え死にするかと思ったなぁ」


Intのステータスはないけど、こいつはきっと頭が良くない。


「まあ、それよりも俺に携帯食料を購入する金すらないのが問題なんだが。それはそうと、階層を戻るときに、襲われたりしないのか?」


「4層進めば、それまでの敵はこっちから近づかない限りは襲ってこないよ。深い階層のだと例外があるみたいだけど、例えば10階まで行けば、6階以下の敵は襲ってこないね」


それなら、帰りは少し踏ん張れば気にしなくて済むのか。


とりあえず、サマンサに携帯食料分の金を借りなければ、か。




ダンジョンは都市内、南側の軍事区画に2か所あるらしい。今回は、地下に向かうほうに挑戦することになった。


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