表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
102/149

100話 予定が組めずに悩みながら過ごしています。

ついに100話です。

応援してくださっている皆様、有難うございます。

街が1つ壊滅した、というニュースは結構な勢いで広がったが、真実を確かめに行く人もおらず、来る人ももういないので、噂止まりであった。調査隊などが結成されるのももうしばらくは先になるんじゃないだろうか?


でも、行商人達の話だとか、多数の避難民がいる、という状況では、噂止まりであっても、かなりの速度で話が伝わったと思う。


というか、この街にあちこちから難民が来ている、というのはほかの街でも同じような出来事が起こっているのでは?


……まさかね。さすがに魔神召喚から人を退避させているなんていう話、そんなあちこちであってたまるか、というのに。


そういえば結局、あのあたりの関係性は分からなかったな。考えても仕方ないし、そういうのはやりたい人に任せておけばいいのだ。


別に英雄志願もないし、呼び出されて依頼されるほどの武功があるわけでもない。


でもまあ、調査依頼書などがあったら行くかもしれない。考えるのは依頼を見てからでもいいか。


どうなるか分からない先の事よりも、現状多数残ってしまっているエントの幼木。自力で揺れ動いているようなので、たぶん全部生きている。


処遇を考えていたところ、依頼を出していたところとは別の造船所からの購入申し出があった。


1本1500万で、26本の購入希望。占めて3億9000万。即決即金で払ってくれるそうで、非常にありがたい孟子だった。


ちなみに最初に依頼を出してきていた造船所、結構あくどいことをやっていたらしい。ただ、それなり量の造船をしているため、摘発されることは無い……代わりに、今回シーナがやったようなことに対しても、まともに対処しては貰えなくなってしまった……ということだ。


逮捕されたりするということは心配しなくてもいいが、造船所が雇った刺客が来る可能性があるのでそっちの方はこちらで何とかする必要があるとかなんとか。


とはいえ、納品予定だった船の多数が壊れてしまっているため、そんなことしている余裕はないだろう。


この状況で商売より怨恨を優先するほど馬鹿ではない、と信じたい。けれども。


一応、街を離れる理由があれば不自然ではないか。


調査の依頼があったら、早いうちに受けてしまったほうが良いか。しばらく先だ、と予想したけれども、仕事が恋しい、なんて状況になるとは思いもよらなかった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ