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22.鞭

すみません、昨日書いてないの忘れてました。

「と、いっても鞭はそんなに言えることがないんだよな」


 鞭を使う職、魔物使いや鞭使いになるがそこまで詳しい事が入ってこない。


「どういうことですの?」


「俺の知る限りで鞭には型とか無いんだ。だから、鞭使いはどれだけ鞭を自在に操れるかが勝敗を分ける事になるだろうな」


「鞭の使い方、ですの?」


「ああ。鞭ってのは剣なんかとは違って殺傷力ってのが無い。魔物相手だったらなおさらな。だからこそ魔物使いっていうのがあるわけだが。魔物使いの事は今は関係なくて。ええっと、つまり鞭だけじゃ相手を倒すってのは難しかったりするわけなんだよ。出来なくはないが、面倒だったりする」


「つまり、鞭を相手を倒す以外に使えって事ですの?」


「まあ、そうだな。別に鞭で倒してもいいし、方法は色々とあるわけだが。其処は自分で考えてみてくれ。でだ、倒す以外、つまり妨害だったりだと結構強かったりするんだ鞭ってのは」


 だって、鞭はリーチを活かして嫌がらせした方が良いに決まってる。


「鞭はリーチがある。剣士が相手と想定して考えると、剣の間合いに入らずに色んな事を起こせるんだ。相手の剣を奪ったり、体勢を崩させたりな」


「武器を奪う!それが出来れば簡単に相手を倒せますわ!」


「ああ。ただ、相手が魔法を使えない場合って条件が出来るけどな。まあ魔力切れにさせれば魔法も使えなくなるわけだが」


 創造魔法とかだと1発で大抵魔力切れが起こる。変身で能力は上がっているはずなのに。つまり創造魔法はそれ程チートって訳だ。


「でだ、この鞭の弱点だが、まずは使う本人の力量が問われる。剣とかもそうなんだが、鞭の場合はもっとだ。狙った所に狙ったように出来なきゃさっき言った方法なんか出来ないからな」


「つまり鞭は上級者向けって事ね!」


「ああ。エリの言う通りだ。マリは得意らしいからある程度出来ると思うが、今からやろうとすると結構辛い思いをするからな。やろうと思ってるやつがいたら俺かマリに言ってくれ。マリもいいだろ?」


「いいですわ!私も他の鞭使いの人が欲しいと思っていましたの!」


「って事で、訓練の時にやりたい様なら教えるからな。で、弱点の話だが、まだあるぞー。普通の鞭は剣みたいに硬い訳でもないから、普通に壊される可能性があるんだ。剣で斬られたりとかしてな」


「私の今使ってる鞭も3代目ですわ」


「そんな訳で鞭ってのは扱いが難しいんだ。その分、強さもあるんだけどな。ああ、鞭を使うなら攻撃系の魔法があった方が良いと思うぞ〜。っと、鐘が鳴ったな。二限はここまでだ。次の三限は一応魔法についてを教えるつもりだが、武器をやってほしい場合は言ってくれな」


 流石に三連続武器の説明だけの時間ってのはあれだと思うからな………。




鞭については調べてもよく分からなかったので、想像で書いてます。

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