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クトゥルフ神話  作者: 霧雨 理沙
2/3

婦警と詐欺師

これは、出来れば今回だけ絶対に見てほしいです。

知らない人が多いかもしれませんが、これは、東方の

キャラとゆっくり実況者様の名前、そして、井之頭五郎の名前を、

堂々と使っています。

これら全てに対し、すみません。では、2話目をどうぞ見てってください。

一方その頃、マフィアから通報を受けた警察がマフィアの事務所に来ていた

「これはひどいわねえ」 「そうですね。」

「・・・って言うか、勝手に証拠品をさわらない!

言ったそばから何証拠品の傷をほじってんのよ!」 

その傷は、いかにも爪で引っかいたような跡だ。

「えー。」

「えー。じゃない!仮にもあんたは犯罪者なのよ!・・・ハゲチャビン事件の!懲役50年と5ヶ月!本当なら檻の中なんだからね!」

「まあ、そうですけど・・・」

ハゲチャビン事件とは、ずっと地毛だと信じられてきた総理大臣の髪を

民衆の前で高々と上げられてしまった事件だ。

おまけに、‘自分は阿呆です’と書かれた垂れ幕付で、

民衆の期待度がドカ下げしたと言う。

だが、誰にもきずかれること無く実行したその行動力と

頭の良さに警察は目をつけ、調査に借り出している。

「・・・2階には、大量の血液があったのが不思議ね。」

「・・・・・・」 「・・・・・・」

「あ、何なら僕のあの能力で事件を解決してあげましょうか。

う~ん・・・むむ~ん・・・、あ!来ました!自分の霊能力が言っている

これは、奇怪な事件だと。あ、鑑識のおじさん、あなたが犯人だ!」

「は?」

ドカン!! 霊夢は、足で竜崎を蹴り飛ばした

「このアホ竜崎が!何馬鹿なこと言ってんのよ!

あんたの霊能力がインチキだってことは誰でも知ってるわよ!」

「痛い、痛いですよ霊夢さん。それに、インチキじゃないです。

あ、鑑識のおじさん、あなた苗字は山田でしょう」

「違います。」 「あ、じゃあ奥さんと上手くいってないとか?」

ドゴン!!! 今度は手をグーにして、竜崎の頭を思いっきりたたいた。

「もう!あんたのおかげで気まずくなっちゃったじゃない!」

「あ・・・あの・・・」 「あ、いいですよ。つずけてください。」

そう言って、霊夢は頭を下げた。

「・・・・・・・・・っと資料を読んでいただけますか?」

「え・・・ええ。通報が来たのは、今日の午前2時頃。

通報して来たのはマフィアの下っ端で、‘事務所が襲われた’という。

警察が駆けつけて、中を見ると1階2階ともにぐしゃぐしゃで、2階には

血が付いていたという。

その時に事務所に居たのは2人で、下っ端とその上司。

で、通報者の証言がこれ。

深夜に突然ドアが叩き破られ、そこから怪物が出てきた

1階でそれを見た下っ端は驚いたものの、すぐに拳銃を取り出し、

怪物を撃とうとした。が、怪物はすばやい動作ですぐに下っ端に近ずき、

銃を持っている手を握り潰した。

怪物は1階をぐちゃぐちゃにした後、2階に上がった。

2階には上司が居て、待ち構えて銃を撃った。が、怪物は止まらずに、

上司を抱えて2階の窓から逃走。

2階にあった血液が上司のものと一致したから、

恐らく、抱え込むときに何かあって、血が付いたのね。

それと、怪物は始めから上司を誘拐するために押し入ったのでしょうね。」

「かえせよ、このくそポリス共が!」

「ん?」  「・・・めんどくさそうなのが居ますが、だれですか?」

「ああ・・・あれは、今回の被害者、つまり、情報源よ。」

「離せや、ゴラァ、こっちは早く帰りたいんだよ!

離せったら、離さんかぁ!」

「・・・・・・蹴っていいですか?」「駄目よ!!」

「もう何も話すことなんて何もねぇよ!帰せやオラァ!」

「・・・蹴って良いですか?」「う~ん・・・いやいや、駄目でしょ。 

 ・・・・・・じゃあ、現場を調べましょうか。」

「蹴って良いですか?」「はあ?」 

バシ!霊夢は竜崎の頭を叩いた。

「ちょっと!情報源を怒らせないでよ!」

「分かりましたよ」

「じゃあ、被害者から情報を聞き出すわよ。」

「・・・・・・・・・その必要はありません。」 「えっ?なんで?」

「私には分かっちゃいましたから。                 

それに・・・ここには怪物なんて来てないんですから。」

「え?それってどういう事?」

「怪物は作り話です。しかも、全てマフィアの自作自演です。

証明してあげましょう。

さて下っ端さん。怪物の攻撃は痛かったですか?」  「あ?」

すると、竜崎は下っ端の、腕のギブスを壊すように強いキックをした。

すると、下っ端の腕が露になった。

「本物の怪物だったら痛さはこんなもんじゃないですよ。」

「りゅ・・・竜崎!あんたなんてことするの!」

「腕のギブスを狙って破壊しました。手首を見てください。」

「?・・・ああ!?・・・骨折してない!」

「簡単な推論です。怪物は相手の顔を見分けています。

下っ端さんは骨折だけで放置し、目的の上司さんを的確に

連れ去っています。これは怪物に知能があるか、あるいは知能がある

誰かが操っていることを示唆しています。」

「それは、・・・そうね。」

「こんな上等な怪物が、わざわざ1階をここまで荒らして行きますか?」

「・・・あっ」

「念入りに壁に爪あとまで付けて。まるで自分が来たことを、

第三者にアピールしてるようです。しかも上司さんは1階で怪物が

大破壊してる中2階のベランダから逃げずに大人しく待ち構えている

不自然すぎませんか?」

「じゃあ、犯人は・・・」

「恐らく上司さん自身です。彼は部屋を荒らし、壁に傷を付けた。

獲物はドスか何かでしょう。そして、自分の血を抜いて、床に撒いた

後は下っ端さんに命じて、知り合いの医者にギブスを付けさせ、

警察に電話させて、自分は姿を眩ませる・・・・・・どうですか?」

「確かに・・・・・・そうとしかかんがえられないわね」

「このくらいの推理、息をするより簡単です。

まあ、今はその上司さんを追うのが先です」

「そいつの目的ってなにかしら?」

「さっきも言ったとおり、アピールです(ここに怪物が来たぞ!)と、

知らせたいのですよ。」 「誰に対して?」

それも見当が付いてますが、今は言えません。後で教えてあげます。」

すると、霊夢のケータイがなり始めた。

「あら?電話?上司の警部からね。もしもし?」

「霊夢か?事件だ。現場に向かってほしい」

「はい。どんな事件なんでしょうか?」

「女子高生が、何者かに誘拐されそうになった。

今は民間人に助けられているが、警察に保護を求めている」

「了解、現場に向かいます」

●○

その頃、五郎たち2人は警察所のロビーに来ていた。

すると、カツッカツッ・・・・・・

「お待たせしました。捜査一課の霊夢です。」

「インチキ霊能力者の竜崎です。

さて、誘拐についてですが、そちらのお嬢さんが被害者ですか?」

「そうだ。俺が保護したちなみに俺は独身だ」(ん?)

「そ・・・そうですか。それはご勇敢でしたね。犯人の顔を?」

「残念ながら、見てないんだみょん」

「だが、犯人の乗って逃げた車の後姿を撮影した。

手がかりになるはずだ。婦警さん、結婚願望はあるか?」

(・・・・・・んー?)「え、えーと、特には。その他に手がかりは?」

「現場でこれを拾った。小瓶とメモだ」

「すぐに鑑識に回すわ。それから、車の写真も解析に回しましょう。」

「おっと、その前に一言言わせてください。

結婚してください!!!」

「はあああああああああああああああ!?」

「婦警さん、一目惚れです!俺のパンツを毎日洗ってください!」

「え、いやそんなこと言われても・・・・・・」

「なんなんだみょんこの状況・・・」

「腕っ節だけは自信あります。あなたを守れます!」

「勢いだけで言ってるなー・・・・・・」

「あと、えっと、応急手当と追跡と鍵あけが得意です!」

「・・・えーと、・・・」

「えーと、それから、・・・あやとりが得意です!それから、あと、えー

りょ、りょ、料理・・・・・・」

「ん?料理?」 「・・・・・・を食べるのが得意です!」

「食べ專?」(イラッ)

「出会ってからの時間はかんけいありません!あなたが好きです!

結婚してください!」「えー、いきなりいわれてもなあ・・・」

「良いじゃないですか霊夢さん(24)。

こんなチャンスそうそう無いですよ?」

「年齢を入れるな!」 「ダメですかっ」

「うーん、まあ・・・・・・お互いを知ってからなら、良いわよ」

「おおおおおおおおおおお」

「以外・・・・・・こんな告白で上手くいくのかみょん」

「いやー、ちょっと良いじゃない、あなたを守れますだなんて」

「なるほど。では縁談もまとまった事ですし、そろそろ検査を」

「ところで五郎さん、ご職業は?」

「は、以前は探偵をしておりましたが、事務所が破壊されたため・・・・・・

現在は無職です。」「無職!!!そ、そうですか・・・それは大変ですね。

では私の2メートル以内に近寄らないでいただけますか?」

「いきなり非人間扱い!?」

「いや、以前は職もありましたしこれからちゃんと」

「あ、そういうのはいいですから」

「話すら聞いてくれなくなった!」

「まあいいですから、捜査に行きましょう」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・死のう・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

すると、竜崎がイラっとしたのか五郎を蹴った。

ドカ!!

「いいから行きましょう」「あ・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・どうしました、妖夢さん?」

「いや、本人から聞いてはいたけど、興味が無いのは

本当に未成年だけなんだなあ、って思って・・・・・・」

その後、警察は車のナンバーなどをあぶり出し、その車を持つ人の

所にむかった。

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