第八革新期。
「……うん、これ一瓶頼む」
「毎度。お客さんも珍しいもの買ってくねぇ。丁度最後の一瓶だよ」
「だろうね」
やっと見つけたその銘柄は、遠の昔に潰れた小さな蒸留所が作っていたマイナーな物だ。格別に美味いという訳でなく、値段が高い訳でもない。
だが、あのおっさんが最期の夜にまで愛飲し続けた、本人曰く「妙に癖になる」味があるんだとか。正直天然モノのシングルモルト・ウィスキーは、いや、生産過程の殆どに機械の手が入らない、という意味での天然モノは最早珍しさだけしか価値を見出されなくなって久しい。
職人の業をもカバーできるようになり、一流と言われていた醸造所の味を、手軽に、かつ大量に生産できるようになった技術の進歩を喜ぶべきか、その中で失われていった職人達のプライドを哀れむべきか。
その誇りを飲んでいる、少なくとも楽しんでいる者達がいる。酒の味には、酔うだけでなくとも楽しみ方があるのだ、とおっさんは赤ら顔で嘯いていた。
果たしてその背景とやらに、完全に隠居して商会との繋がりを失った己を重ね合わせていたのか、と言われれば否だ。おっさんは、寧ろ職人達の誇りを笑い飛ばしていたようにも思える。俺は人生の殆どをかけた商会を放り出し、とっとと別の楽しみを見つけたのに、お前らは何時まで機械を恨んでいるのか、と。
多くの醸造所が機械による大量生産に押し負け、あるいは機械を使っていない事に付加価値を見出し、あるいは機械による生産に軌道を変更し、あるいはどちらも良しとせずに頑固に変わらず作り続け、そして時代の流れに負けていった。
そんな頑固な誇りの残滓を僅かに紙幣一枚でナップザックに収めた俺は、軽く肩に掛け直して昼間の街を歩き始めた。
「艦長、危ないじゃないですか」
「黙ってろって。お前が顔を出すとトラブルに集られるだろうが」
ナップザックの口から突き出したウィスキーの瓶を掠めるように、妖精の声が背中から届く。未だに人気のある妖精をモデルにしたホロアニメは評価も高く、地域によっては何度も繰り返し放映されているらしい。
特に、この星では。
「中継ステーションやリニアステーションでの騒動を忘れたか? 俺はもうごめんだ」
「私だって羽を引っ張られたり危うく連れて行かれそうになったりしたんですよ。被害者です」
どこか拗ねたような、あるいは不貞腐れたような妖精の声に、思わず口がへの字に曲がる。こっちだって子供の親御さんたちに散々買った場所はどこなのか、と問い詰められて閉口したんだよ。
あれは、幼少の頃より憧れていた物を、童心に帰って大人買いする大人げの無い大人達だったに違いない。しつこさが半端ない。あの後も暫く怪しい人影が宿泊した宿やホテルの周辺をうろついていた、と言えばその執念も分かるだろうか。
ともあれ変装と尾行を撒く事位ならば現状でも十分可能だったので、とっとと御退散願った訳だが、一部の連中は本当にしつこかった。
流石にレーザーガンまで持ち出してきた強盗まがいの連中に関しては、さっさと眠らせてマンホールの中にあるという地下帝国にご招待させていただいたが。産まれた時から生体強化を遺伝子レベルで施されている未来人舐めんな。
まぁそんなこんなもありつつ、今俺は、商会の本部がある星の、とある田舎町に来ている。田舎町、と言っても建物に高さや風景を壊さないように、と言った制限がある、どちらかと言えば避暑地や観光地として有名だ。
そして、楽隠居を決め込んだ小金持ちが、老後の生活を送る町、としても。
前方から鐘の音が聞こえる。海も近いのだろう、吹き付ける穏やかな風には潮の匂いがした。緩やかな上り坂を息を乱す事も無く歩き続け、ようやく、その建物が見えた。
「ええと……お、居たぞ。良かったな」
「本当ですよ」
建物の近く、木陰に座り込んでいた少女に片手を上げると、傍らに置いていた籠を持って走り寄ってくる。
「お兄さん、どれにする?」
「あー、ちょっと待ってくれ」
籠を、その中に山と積まれた花を精一杯愛想笑いで差し出した花売りの少女から僅かに距離を取り、ナップザックの口を耳元に寄せる。
「花の名前は良く分からんから、名前を教えてくれ」
「ええと、これがフラウ……なんだっけ、ザイン・フラウで、こっちがレッドスノー。こっちがゼラリア、それからこれが……今日のお勧め! マルーナリア!」
白いのと赤いのと青いの、それから白いの。それ位しか分からん。が、ナップザックの中身はしっかり分かっているようなので全部任せる。
「その青いのと、マル……なんとかで、花束を一つ」
「マルーナリアだよ……ですよ。少々お待ち下さーい」
そう言って花売りの少女は籠を置き、左右のポケットから綺麗に折りたたまれたリボンと白い紙を取り出すと、まるで手品のようにくるくると、あっという間に花束を一つ仕上げてしまった。
年齢に不釣り合いなあまりの手際の良さに思わず感嘆の声が漏れた。見た目も綺麗に纏まっていて、紙が少々安っぽい事を除けばこのままどこぞの令嬢にでもプレゼント出来そうな出来栄えだ。
値段に大分色をつけて渡すと、愛想笑いとは比べ物にならない明るい笑顔でお礼を言った少女を後に、土の感触を足元に感じながら、建物を横目に裏手へと回る。
ずらりと並ぶ腰ほどの高さの、天頂部分がややカーブを描いた石柱が規則的にそそり立つ。それらを横目に、もう少し奥へと歩を進める。
一見ただの林に見えるその奥へと続く小道を辿り、5分ほども歩けば目的地に出た。
「ついたぞ」
「……はぁ。疲れました」
ナップザックのから瓶を引き抜き、口を大きく開けてやるとそこから妖精が飛び出してきた。流石に狭い背負い袋の中に長時間居るのは辛かったようだ。
中身の無くなったそれを置いて、地面に直接座り込む。
「よう、おっさん」
「……お久しぶりです、孫さん」
海岸沿いの崖の上、教会の鐘の音を聞き、水平線を眺めながら、俺達は小さな墓碑にそう挨拶した。
あれはもう十年程は前の事だったか。百まで生きると豪語していたおっさんが百の誕生日の次の日、久しぶりに集まった孫やら曾孫やら夜叉孫やらと一緒に良い歳して散々飲んで騒いで、満足げな笑顔で酒瓶抱えたままベッドで冷たくなっていて、その5年程後に孫ちゃんが子供たちに囲まれて静かに逝った。
おっさんも孫ちゃんも死期自体は感じていたようで、俺達には手紙を一通、それぞれに遺していた。中身は昔の小さな思い出に対する愚痴とか、俺への悪口とか、俺への愚痴とか、妖精への労わりの言葉とか、妖精への慰めの言葉とか。
一体俺が何をした。
そして、二人とも、最後の最後に、追伸でお礼の言葉なんぞ書き残してやがった。全く同じような文章で、だ。読み終えた後、その事を小さく笑っていた妖精は、その後暫くは個人スペースに籠って出て来なかった。
まぁ、俺も暫くは仕事をする気にもならずに、窓の外の星々を眺めていた。やはりそれなりには感じるものがあったのだ。
おっさんが逝ってから数年経ち、行こうかと思っていた矢先に孫ちゃんが逝って。ようやく気持ちの整理がついた妖精を連れて、初めてここに訪れる事が出来たのだ。
「遅く、なりました」
それだけ言って、妖精は花束を孫ちゃんの墓碑に供える。それを横目に、俺はおっさんの墓に買ってきた酒をかけてやった。
「大分待たせちまったな。俺だけでくると、隣のお前の孫が煩そうだったんでな」
半分ほど残ったウィスキーを、瓶の口に直接口をつけて呷る。キツめのアルコールが喉の粘膜を焼きながら、胃に滑り落ちていく。腹の下からわき上がる熱と、口の中に残ったきついウィスキー独特の香りに軽く咽ながら、孫ちゃんの墓前で静かに浮いている妖精に目で『いるか?』と聞くと、ちらりとだけこちらを向いて、溜息をつきやがる。
「はいはい。しょうがねぇから残りはやるよ。全部呑んどけ、おっさん」
まだ中身の残った酒瓶を墓碑の前に置く。苔むした様子も無く、綺麗に手入れがされている所を見ると、やはり大切にされているらしい。ここの教会もおっさんの子供たちが商会から大分寄付をして作ったらしいから、生臭い話だが金の力は偉大なんだろう。
この星で最大の商会で、今や近隣の星系でも知らぬものは居ない、と言いきれるほどに巨大化した組織の初代と三代目だ。当然と言えば当然な扱いなのだろうが、それにしては小さく地味な墓の作りに故人の性格が見て取れる。
二人揃って、隠居した後は大邸宅に住むでもなく、小じんまりした家でノンビリ過ごしていたんだから分かり切っていた事ではあるが。
ちなみに二代目はそれなりに立派な奴を教会のすぐ近く、道も綺麗に舗装された場所に建ててある。まぁ付き合いもほぼ無かったので関係ないが。
「行きましょうか」
「もう良いのか?」
「はい。また、来ますから」
30分ほどは孫ちゃんの墓の前で静かに浮いていた妖精が、ゆっくりとこちらに飛んでくる。此処に来るまでにあった、どこか後ろめたそうな雰囲気は既に無い。すっきりとした表情だ。
再び若干嫌そうな顔をした妖精の前に無言で開いたナップザックの口を差し出すと、こちらも無言で渋々と入っていく。背負った袋の中からは、どこか安堵したような吐息がこぼれ出た。
「じゃあな、また来る。そん時は別の酒でも持ってくるよ」
一声言い残し、懐から取り出したサングラスを掛けて歩き出した。
「今度は花を持ってきてあげて下さい、孫さんに」
「お前が持ってくるから良いだろ?」
「艦長が持ってこなきゃ駄目です」
歩く音に紛れて、責めるような色の濃い妖精の声が背中側から聞こえてきた。
「……知ってました? 孫さんの初恋の相手って、艦長なんですよ」
「そりゃ初耳だなぁ。驚いた」
「……花束、上げてくださいね」
「……次は、必ずな」
「はい」
見えないけれど、多分、今ナップザックの中で泣き笑いしているんだろうな、と思った。
「で、どうしてこうなるんだ?」
「むしろ私が言いたいです! 何で通信を無視するんですか!」
と、今回の目的を終えてカフェで飲み物でも一杯と洒落込もうか、と思っていた俺は、今は何故かごっつい高級車の横付けされたオープンカフェで、とある面倒くさい人物に捕まっていた。
「そりゃお前、今日はオフだからだ」
「だー! もー! フリーダム過ぎるんですよ貴方達のスケジュールは!」
そう言われてもなぁ。正直、白岳が使えない間の食費と輸送船の維持費だけ稼げれば問題ないから、あんまり気張って仕事したくないんだが。
「そこんとこ分かってるか? 七代目」
「……私の事をそう呼ぶのも貴方達位ですよねぇ」
まぁ殆ど下にも置かれない扱いで、下手をすると古代の貴族並みの扱いを受けてるだろうからな、彼女は。それだけの力――財力と武力があるのだ、今の商会には。
がっくりと肩を落とした女性は、しばらくは疲れた様子を見せていたが、よし、と気合を入れると長い金髪を軽く手櫛で直し、ずれた眼鏡を人差指で押し上げた。
凛とした表情でこちらを見据える彼女は、先ほど言った通り商会の七代目、確か孫ちゃんの曾孫ちゃんだった筈。いかに相手が大企業を若くして纏める才女であっても、こちとら彼女がオムツ履いてだぁだぁ言ってた頃からの付き合いである。
なんか知らんが商会の会頭を務めるのに俺達との付き合いが必須に何時の間にかなっているのが不思議である。
護衛のSP達、やたらと筋肉質で暑苦しい、黒いスーツの下に対実体・光学兵器防護ジャケットを身につけ、マルチセンサーの仕込まれたサングラスを掛けた男達を軽く手を振り話し声が聞こえない程度に距離を取らせると、七代目はこちらにブリーフケースから取り出した紙の資料を滑らせてきた。
「紙とはまた前時代的な」
「一番保守が楽ですからね。完全スタンドアローンの情報機器よりも処理が楽です。読んだらこの場で燃やしてください」
特級機密指定、と大きく判子の打たれた書類の一枚目をめくる。
題名は――『亜空間の構築と利用の可能性、その理論について』、か。後はズラズラと数式や実験結果、そして結論として、年内には十分に実現可能である、と締めくくられている。
特に反応を返さないこちらに業を煮やしたか、表情は崩さないままで七代目は軽く身を乗り出してきた。
「驚かれないんですね」
「今さら驚く事でもないさ。そろそろだと思ってたよ」
「……そう、ですか」
第七期、再拡張期が一段落つき、第八期、革新期となる、その知らせだ。
亜空間潜航、亜空間を通じたタイムラグの少ない通信のやり取り、それを基にした様々な技術の応用、発展。
この技術は、宇宙史の中で語られる、大きな転換点の一つだ。宇宙を変えたと言われる出来事の、一つ。
後世ではこの技術の発見を持って、革新期の始まりとされている。
「二つ、アドバイスだ」
「はい」
時代の節目、そういう時期に、俺は彼ら、あるいは彼女達、商会の会頭と呼ばれる者達に、助言と言う名の情報を与えてきた。その情報がどれだけ重要なものか、他ならぬ彼女達が一番よく知っている。
だから、七代目は一言も聞き逃すまいと姿勢を正し、こちらを傾聴している。
「ゆっくりで良い。十年位で、星ごとの食料自給率を可能な限り上げておいた方が良い」
「……それは」
「それから」
何か言いたげな彼女の言葉を遮り、視線を合わせる。
「管理機構が無くなると思って準備しておくことだ」
「まさかっ!」
管理機構が無くなる、それは、現在の既知宇宙に存在する星系国家間で巨大な混乱が起こる事を意味している。
星系国家はそれぞれが独自の通貨を持っている。それを無くすという事は、自国の経済がその手を離れる事を意味するからだ。通貨の量を操作する事が出来なくなる、と言う事がどれだけの恐怖か、よほどの無能でも分かる事だからだ。
管理機構の仕事の一つに、数え切れないほどに存在する星系国家間の通貨の交換比率を算定するという物がある。これが機能しなくなる、と言う事は、その内には収まるであろうが、一時的にみれば経済的にとんでもない混乱が発生する、と言う事だ。
そして商会の主な収益源である交易は、その影響をもろに受ける。
さらに言えば、交易の成り立たなくなった農業惑星以外の星は、餓える可能性が高い。いや、間違いなく餓死者が出る。
その混乱と、混乱から生じる天文学的な被害を考えて頭を抱える七代目を余所に、俺は床に置いていたナップザックを背負い、席を立つ。
「ま、そんな感じだ。頑張ってくれ」
他人事のようだが、間違いなく他人事なのである。どうあがいても良い、ただし、あがくのはこの時代に生きる者達の権利だと俺は思う。何処まで行っても、俺達は只の迷子なのだ。
が、一歩目を踏み出した所で、ナップザックを掴まれ、足止めさせられた。犯人は勿論、七代目だ。がっちり掴まれたナップザックの中から、多分一緒に握られている妖精のくぐもった悲鳴らしきものが聞こえた気もするがきっと気のせいだろう。
「まぁそれはそれとして!」
「それでいいのかお前は」
「良いんです。何とかしますから」
何と頼もしいお答えだろうか。これだからこの一族は面白い。逆境や混乱の中でこそ輝いている、と言うのは流石に口に出すのは自重せざるを得ないが。
「特級緊急輸送の仕事を頼みたいんですが」
「げ」
緊急輸送、それは、大体が星系国家の政府や軍がらみ、しかもあんまり報酬の出ない上に面倒くさい、その上さら特級と付けばほぼ間違いなく危険地帯を通らざるを得ないデンジャラスなお仕事である。
「この前やったばっかだろう!」
「しょうがないじゃないですか! お得意様からの依頼なんです! しかも国境紛争地帯の最前線の防衛基地へ、超特急で物資と弾薬と食料を届けてほしいって!」
そう言って個人用端末から星系図を表示させる七代目。その綺麗に手入れされた爪が指し示した場所を見て、俺はもう逃げ出したくなった。
「この航路、ゼロ・セキュリティー宙域を中央突破じゃねぇか!」
「だからこそ、貴方がたにしか頼めないんですって! この時間で、これだけの量を運べて、間違いなくこの宙域を突破できて、今すぐ動けるのが貴方がただけなんですよー!」
「嫌だよ面倒な!」
「面倒で済ませられるのがどれだけ異常なのか分かってます?!」
まぁ普通の輸送船ならゼロ・セキュリティー宙域に辿りつく前に海賊か敵方の軍艦に襲われて沈むわな。キャラバン連中に頼んでもアホみたいな代価を要求されるだろうし。その上、物資もキャラバン組むには少ないし、他の星に行く途中で寄るにも辺鄙な場所すぎる。
「俺はオフなの! 休みたいの!」
「それはこれから暫く休みなしで働く事が決まった私に対する嫌味ですか! あんなこと言われたら準備だけでどれだけ手間がかかると思ってるんですか!」
しかし、この航路を通れば間違いなく海賊に襲われる。確率でいえば300%だ。海賊に襲われてる最中に他の海賊が寄ってきて、その上敵軍艦も来る、間違いなく。
この娘が持ってくる仕事の大半はこんなんばっかりだよ! 人を何でもできる男と勘違いしてるんじゃないか。こちとら自前の戦艦がまだお寝んねしてるから、正直輸送船で行くしか無い。
はっきり言って海賊連中には美味しい獲物としか見られない。
「ほ、ほら! 今度の補給の時、かなり色つけますから! 特別報酬弾んじゃいますよー!」
「――最初っからそう言えばいいんだ。話を聞こうじゃないか」
が、しかし。長い付き合いの俺と彼女だ。世の中義理人情を忘れちゃいけないよな。うん。
七代目に掴まれてぐったりしていた筈のナップザックの中身が、なんだか抗議をするようにじたばた動き始めたが無視してそっと隣のテーブルに置く。勿論口はしっかりと3重に結んでだ。
「……あー、今日妖精さん見ないと思ったら、そんな所に」
「何の事だね。彼女は今居ないよ。……独り言だが、そう言えば最近、天然のセネリアル星産のブリリアントマグロとか、食べたいと思ってたんだよねー」
「い、一匹いくらすると思ってるんですか!」
「いやー、独り言だからねー。駄目ならもうホテルで不貞寝しちゃおうかな、一月くらい」
「ぐぎぎ…!」
「あ、ついでにキュリュー星の稀宝山葵も欲しいかな」
「一本の重さが金と同じじゃないですかそれー! やだー!」
やだじゃない。早く決めないとお兄さんドンドン追加注文しちゃうぞー?