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転生亡霊  作者: SSR狼
2/4

十六、零。

私は、16歳にして死んだ。交通事故だった。

そして転生し、

またわずか一ヶ月で死んだ。天性の病気だった。


は?


夢なら覚めてほしいが、頬をつねろうとしても幽霊なのでそもそも痛みがない。


は?


大事なことだと思うから、3回言う。



は???



冗談じゃない。信じられない。馬鹿じゃないのか。

転生ものでは、一部を時折数年飛ばしたり、それがなければ早死にさせたりで、物語の長引を避ける。


ここの作者はどうなってる。じゃなきゃ神か。

一ヶ月だぞ。それで終わったぞ。お前の話。

前世は中身のないオタク人生、今世は一ヶ月。

これの何が面白い?


あ、思いつきで作った感じか。

転生して即死したらおもろくね?ってやつか。

冗談じゃない。信じられない。馬鹿じゃないのか。

大切なことだから3回、3回言うぞ。


冗談じゃない。


信じられない。


馬鹿じゃないのか!!!


前世はオタクで、死ぬその瞬間は、転生できたらなぁとか考えてたら、ホントになるとは思わなかった。

そして、親の顔もすぐ見れず集中治療室行きになるとも思うわけもなく。

一ヶ月で死ぬと思うわけもなく。

そんなこと思うわけもなく。

つうかないだろ普通。

転生がそもそも普通じゃないが。


単に病で苦しい一ヶ月を死んだ後に過ごし、その未練で成仏できずただ苦しむだけ。

「仕事しろよ…。」

死神を睨みつけるが、困ったように眉間にシワをよせている。骨なのに。

私も眉間にシワをよせる。

幽霊も眉間にシワをよせるんだなと初めて知った。

第二話です。

冗談じゃない。信じられない。馬鹿じゃないのか…。

酷いこと言ってくれますね。

また転生させてタヒなせますよ。

まぁそんなことはしないんですけど。

次回もよろしくお願いします。

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