1月23日 2日目
18歳になって2日目。今日も朝から悩んでいた。結局、昨日、真波から連絡は、こなかった。どうして?という想いよりも自分がどういう人間なのかわからなかった。いつも、自分の人生は、誰かに振りまわされていた。
特に、"BIG3"は、私の人生によく登場する。むしろ、主人公といってもおかしくないくらいだ。結局、誰かに振りまわれて、自分の人生を生きることができていない。それも、難しさの一つなのかもしれない。私は、どうすればいいのだろうか?
むしろ、"BIG3"の存在を自分の中で消せばいいのではないかと思った。そんなものがあるから、大変なんじゃないか。そもそも"BIG3"なんて言葉を誰が作ったんだろうか?自分の中でそんな考えがよぎる。そんなことを考えていると、まるで聞いていたかのように"BIG3"の矢田がやってきた。
矢田「田中さんー」
私 「あっ、矢田さん」
少し驚いた様子を見せてしまった。
矢田「どうした?」
私 「こっちのセリフだよ」
矢田「そうだよね」
私 「ハハハ」
矢田「今、時間ある?」
私 「あっ、うん」
真剣な表情をしながら、私を見ていた。
矢田「この前の話覚えてる?」
私 「この前の話?」
覚えていたが、覚えているとは言えなかった。
矢田「忘れたかな?ハハハ」
私 「廊下で話したやつ?」
なんとなく答えてみた。
矢田「そうそう。あれなんだけどね、、、、」
私 「うん、どうしたの?」
今日も矢田の髪の毛は、クルクルだった。
矢田「優衣はさ、私たちと話する気ない?」
私 「ん?」
矢田「私と七海と真波」
私 「なんで?」
なんで、"BIG3"と話をしないといけないかわからなかった。
矢田「私さ、ずっと考えてたんだよね。あの日のこと」
私 「‥‥」
あの日のことは、"BIG3"の3人にとっては、とても大きなことのようだ。ただ、あの日にとらわれ続けている様にも見えた。
矢田「今のままだとさ、私たち、優衣のこと恨んで卒業しちゃう気がするんだ」
私 「えっ、、、、」
矢田「急に言われても困るよね」
私の雰囲気から、なんとなく察してくれた様だ。
私 「‥‥」
矢田「もし、興味あったらさ、連絡してよ」
私 「あっ、、、うん」
矢田「じゃあねぇ」
私は、ただ矢田の行く先を見つめていた。




