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冬眠明け

作者: えんどう

暴風警報が出ているらしい。実際、朝から風が荒ぶっている音はひっきりなしに聞こえていたので、当然でしょう。せっかくなら雨もオプションで追加して、窓を開け放って部屋の中をぐちゃぐちゃにしたいくらいだったが、仕方ない。この暴風みたいに荒れ狂うパッションのようなものが自分にあるようには思えない。何をするにも中途半端にしかならない。広くて浅い。そういう自分の短所を分かっているにもかかわらず、依然として直そうとせず、このようにただ他人事のように嘆くだけなのが、さらにダブルパンチとなっている。ダブルパンチは一石二鳥の真逆ではないか。な訳ないか。カーテンを閉め切った暗い部屋の中でぐだぐだとこんなことばかりしている。

ありきたりな待ち受けを見てもつまらないみたいに、こんな怠惰な生中継もつまらないだろうな。


生産性がない

これといって何かをしているわけでもない

何もしていない

こんなことしていても駄目だ

家から飛び出す


暖かな陽射しとともに強い風が吹きつける

ウォータリングキスミント春味って、たぶんこういう感じ

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